＠大崎 アトリエヘリコプター(2013/9/23-29 9ステージ)
全自由(整理番号付き)予約・当日とも2000円
作：前田司郎、五反田団 演出：前田司郎 照明：山口久隆（S-B-S）、川神由莉
企画・製作：五反田団
出演：
西田麻耶(NPO「絆の会」代表)
後藤飛鳥(同副代表)
大山雄史(同会員)
中川幸子(同会員)
望月志津子(NPO「おもてなしの会」代表)
前田司郎（飛鳥の弟）
宮部純子（不動産屋の娘 司郎の恋人？）
山田
2013/09/24(火)晴 7:36-8:49PM(1'13)前方下手 客席ほぼ満員(70人)
客層：20-30才代中心、演劇人ちらほら、男性過半数かな。
客入れ：整理番号順呼び出し。若干開場が押し、40人ほど。トイレに男性の待ち列
でき。桟敷1、ミニ椅子1、パイプ椅子4＋サイド2列。開演直前に通路に追加。
折り込みチラシ少々、パンフ A5 4ページ。23日の3AMです、さっきまで稽古して
ましたと始まる挨拶、役者直筆挨拶。次回公演 年内はなし 1/2-3工場見学会。
物販。戯曲本など。 カーテンコール1回。
劇団員だけですなる番外公演(変？)第2弾。2011年11月「五反田の夜」その後。
前回のキャラは踏襲、台本はなくエチュードで造り込んだとか。
舞台。畳一畳と折りたたみローテーブル。子供用箪笥に山田がもたれている。
お話。被災地に折り鶴を贈るボランティア団体では西田代表の理不尽な強弁に
会員達は辟易。そこに腹黒さでは引けを取らない最大のライバル、ご近所主婦
望月が現れる。一方、飛鳥の弟は恋に破れてだったかで逃れていた南越谷から
未練たっぷりと帰ってくる。女達の闘い、男の横恋慕はどうなってしまうので
しょうか。
徹頭徹尾 茶番劇 苦笑・爆笑しきりねこ。ご近所にはびこる虚栄心の対立、
貧富発のヒエラルキーら、嫌味な毒を笑いに転じるさじ加減はさすが。脱力かと
思いきや、むやみに身体を使っていて、通常芝居に必要の無い無駄・無意味さ
加減が愉快。前回の懲りない面々のキャラを引き継ぎ、西田麻耶は世界が違う
奇態とパワーをみせ。新登場 望月志津子はスパイシーな毒舌吐き。常連客には
久々の山田出演が嬉しいところ(元祖アンドロイド演劇とか）。
アフタートーク 8:51-9:06PM(15)ほぼ居残り
出演者一同。
前田 劇団員全員、実は1人、結婚して劇団と会うことを禁じられて者が居る。
劇団員公演2回目。全員で作、自分が演出して出演。毎回台詞が違う。今日は
優しいお客さんだったけど、そうだと芝居がどんどんダメになる。自分に厳しく
お客さんは宝物としたい。五反田団は厳しいお客さんは帰っていなくなる。
劇中に怒って帰る人もいた、お尻から〜では始まって直ぐ帰った、慧眼だと思う。
今回は帰りにくい客席なので、そこは大丈夫な話し。
エチュードでつくった。キャラは前回を踏襲したが、その縛りが辛かった。
寅さんは凄い。釣りバカ日誌は(略）。三國連太郎がでたら芝居はダメでも
お客さんは沢山くるかも（亡くなったと聞いて驚く前田）
毎回同じようなことをすると、お客さんが減っていくので別のこともやりつつ、
続けていきたい。ラッセンやホワイトタイガーが目標。
最初はみんなでハワイ旅行へ行く設定。絆の会で福島旅行へいこうとするが
批判されて、じゃあハワイとなった。稽古したらつまらない。ABCストアに行って
ラッセンに会って海を汚してごめんなさいといったり位。1週間前までラッセンで
やっていたが、ダメだとやめて、なんとかみんなでひねり出して、夜中まで稽古
してなんとかこれになった。
西田 昨日は散々だった、今日は途中から少し楽しくなった。(声はやばくないか。
それはなんとか話し）
前田 西田は人格がフィクション部分へぶれちゃうのが大きくなっていて、お客が引い
ちゃう。台本があってもメンタルで毎回変わるが、これは台本がないので客との
やり取りが不確定で大変。役者には鍛錬になる。毎回お題を出して(今日は脱皮）
をやるが大山のクオリティが低くて、ヒットがでていない。あれで大山に振らなく
なったら見限られたということ（大山 焦る）。
学芸会までのクオリティがなく、クラス会でちょっとやるクオリティを目指して
いる。でもクラス会はどっちも友達だから成立するのであって、それをお客さんの
前でしかもお金をとってやろうとしている、その凄さを味わってほしい。
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