＠下北沢 本多劇場(2015/9/16-23 10ステージ)
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全指定 極楽6800円(極楽特典 最前列保証＋特製缶バッジ＋Tシャツ（非売品）
＋劇団員の直筆メッセージ付きポストカード＋めこちゃんショップバック付き！）
一般4800円 学生2800円 高校生以下1800円 なかよし一般3800円 学生1800円
高校生以下1000円
＠兵庫 AI･HALL 9/25-28 6ステージ
＠岐阜 大垣市スイトピアセンター文化ホール 9/30-10/1 2ステージ
作・演出：中屋敷法仁 美術：原田愛 照明：松本大介 音響：山本能久
衣裳：西本朋子 ヘアメイク：大宝みゆき 演出助手：入倉麻美 舞台監督：川除学
宣伝美術：山下浩介 宣伝写真：引地信彦 撮影：竹崎博人
プロモーション：小山佳織、間屋口克 プロモーション進行：北澤芙未子
票券：田村浩子 制作助手：加藤恵梨花、赤羽ひろみ 制作：藤井良一
企画：柿喰う客 製作：伊藤達哉 主催：ゴーチ・ブラザーズ（東京公演）、
みみくり（兵庫公演） 協力：アイホール
出演：
玉置玲央 ：あまの じゅんや
永島敬三 ：しょうじ きよし
七味まゆ味：ひより みずき
葉丸あすか：おま せなこ
大村わたる：しりた いぞう
中屋敷法仁：なな ひかる
2015/09/17(木)晴 7:04-8:37PM(1'33)中段中央 客席ほぼ満員(360人)
客層：20-30才代中心、女性7，8割。
客入れ：前方通路に補助椅子置き。折り込みチラシ極厚、ビニール袋入り。
案内人多数がロビー常駐。パンフ A4 1枚。物販。パンフ B5 1000円、缶バッチ
200円 100円。終演後は日替わりで出演者が手売り。カーテンコール1回？。
1年半ぶりの新作。
舞台。歪んだ講堂。八百屋舞台の三方に緋色の緞帳枠。両脇が倒れ、手前に延びた
格好。正面に茫洋とした青空画。
お話。その子の語るおとぎ話のキャラは現実で威力を持ち。めざとく軍事利用され、
同じく能力をもつ子供は戦隊を組まされ、前線へ。演じる桃太郎ら虚構の力で
「鬼退治」。
中屋敷法仁の異常な愛情が色濃くでた劇団公演。悪意ある表現、役者酷使に演劇への
愛を込めて、意地悪しごく。それこれ奇妙で面白く、演劇好きの心くすぐり。
虚構の戦争が現実に及ぶという、ブラックなSF。子供であり、彼らの弱さと孤独を
きちんと描いて見応え。さらにというか、なによりは機動力ハンパない俳優達の身体
ご満足たいねこ。
アフタートーク 8:42-9:00PM(18)7割居残り
中屋敷法仁
(つれてきたピンクパンサーぬいぐるみも舞台と同じ黒服の装い。）
一番ぶつかりたい演劇にぶつかる。1年半ぶり、世の中、僕らの状況も変わったなと。
Ｑ１深津さん救援で代演は考えたのか。
今回は柿に属していないとできない作品なので、劇団員6人で。
Ｑ２降板で変更は。
9月に入るまで役が決まっていない。全員で天野をやったり、全部できるので
毎日配役がアメーバーのように変わった。深津だからこの役というのはない。
Ｑ３演出家に必要なこと。
朝か晩まで俳優をみて飽きないこと。嘘をつくことが平気。物語を読み続けられる、
みても飽きない、アレルギーがない。愛と欲望をもって俳優をみても、見疲れしない
こと。
Ｑ４舞台装置。
学校講堂、スケールが歪んでいる。作られた青空の下で子供が芝居している。
学芸会のようでいて、セレモニー感があり、壮行式、演説会とも。おちゃらけた
部分とメッセージ性のある部分がどっちもある。
Ｑ５作品をつくるきっかけ。
去年の11月に稽古場で僕の生前葬、追悼公演をつくってみようとした。自身の存在を
嘲ったり、歪めたりできないか。自分達は演劇に守られていないか。訴える時に
客の頭にどう侵入するのか。自分達自身に悪意をむけることをやってみた。
Ｑ６今の社会問題あを取り入れようとしたのか。
日本語の力。犬猿雉と聞いただけで物語が入る。リズミカルな台詞で気持ちよくなる。
入っていきにくい単語、内部被爆とかざわざわするフレーズなどいろんな言葉に
過敏なところを揺さぶりたい。本音と嘘のどっちも信じている作品。
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