＠大手町 よみうり大手町ホール(2016/04/29-05/06 9ステージ）
http://yomi.otemachi-hall.com/
全指定 7800円 U-254,300円
＠全労済ホール／スペース・ゼロ 4/9-17 10ステージ
＠大阪 シアターBRAVA! 4/22-24 3ステージ
作・演出：鴻上尚史 美術：松井るみ 音楽：河野丈洋 照明：中川隆一
音響：中島正人 振付：川崎悦子 衣裳：山下和美 ヘアメイク：西川直子
映像：冨田中理 アクションコーディネーター：藤榮史哉 演出助手：渡邊千穂
舞台監督：澁谷壽久 宣伝美術：図工ファイブ ホームページ制作：overPlus.Ltd
制作：高田雅士、倉田知加子 企画・製作：サードステージ
出演：
風間俊介
岡本玲
久ヶ沢徹
早織
福田転球
三上陽永
田村健太郎
藤田記子
大高洋夫
木村美月
池之上真菜
梅津瑞樹
佐川健之輔
2016/05/01(日）晴 2:04ｰ4:01PM(1'55）後方中央より 客席8割(400人）
客層：20-30歳代最多〜じじばばまで。親子二代もちらほら。女性過半数。
客入れ:通常客席。折込チラシそれなり。パンフなし、ごあいさつ1枚。
物販。パンフ A5 800円ほか。カーテンコール3回2分。スタオベ数人。
虚構の劇団で若手上演した作品の再演。
舞台。工事現場な幕を引けば、虹色のイントレ3層。ベッドなど引き出し式。
お話。580万余の宇宙人難民を受け入れて数年経ったもう一つの日本。巷では宇宙人
バッシングが吹き、大きな流れにならんとしている。売れないというか、ダメ男な
自称アーティストは同棲相手から自分は宇宙人と告白されて。出自、立場、美醜ら
でいわれのない差別のいくつかと、たび傷つきながらしたたかに生きる人達を描く。
不寛容がまかり通り、炎上する剣呑な祭り会場、ネット世界を前面。どこか浮世離れ
な設定に、被差別民の現実(歴史）を重ねてきっちりと描き、感心。そんな重く暗い
テーマながら、悪戯にシリアスに墜ちず、面白く笑えるものとするさじ加減に好感。
バトルシーンは華やかに、悲恋シーンは爽やかな涙を誘うなど。手練の役者達は
もちキャラで良く応えて楽しく、けなげ懸命さな主人公・風間君にはほろりねこ。
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