＠新宿 紀伊國屋サザンシアター（2016/07/05-24 24ステージ）休演 7/11、7/20
https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/theatre.html
全指定 一般7000円 夜チケット 6500円 学生4000円
＠宮城 日立システムズホール仙台 8/6 1ステージ
作：井上ひさし 演出：鵜山仁 音楽：宇野誠一郎 美術：石井強司
衣裳：前田文子 照明：服部基 音響：齋藤美佐男 振付：謝珠栄
歌唱指導：満田恵子 方言指導：大原穣子 演出助手：藤代修平
舞台監督：宮﨑康成 制作：長山泰久ほか
出演：
七瀬なつみ：神宮淳子（さくら隊劇団員 ホテル女将 米国市民）
伊勢佳世：熊田正子（さくら隊劇団員 ホテル従業員）
神崎亜子：浦沢玲子（さくら隊劇団員）
相島一之：大島輝彦（さくら隊劇団員 言語学者）
高橋和也：丸山定夫（さくら隊劇団員 築地小劇場 俳優）
松岡依都美：園井恵子（さくら隊劇団員 新劇女優）
松角洋平：戸倉八郎（特高刑事）
石橋徹郎：針生武夫（陸軍中佐）
立川三貴：長谷川清（天皇の密使）
2016/07/24(日)曇 1:04-4:34PM(1'38/休18/1'34)後方 客席8割（400人)
客層：中高年最多、20-30才代、学生も結構。女性過半数。
客入れ：折り込みチラシそれなり。パンフなし。物販。パンフ 1000円。
カーテンコール4回2分。半数近くがスタオベ、熱烈拍手。
1997年の初演以来みるねこ。
舞台。円弧を描く鉄骨、ドーム状枠内に昭和旅館。
お話。終戦間もない頃、巣鴨プリズンに自身をA級戦犯と男が出頭してくる。
彼と応対する針生元中佐は互いに気づき、数カ月前の原爆投下前の広島での
移動演劇「さくら隊」での出来事を思い出すのだった。
時代は遠くても、生き様と言葉はぐっと近い舞台。難しいことを優しく、ハッキリと
いう井上作品らしく。虐げられても思い切り生きた人達がまばゆく輝き。悲しみ、
喜びそして怒りのエネルギーに勇気づけられ、なによりまず喜劇として楽しいという
素敵さ。俳優が喜びとも刻むような演技で良く応え。七瀬なつみの慎ましくも
力強いさま、伊勢佳世の押し出し、相島一之の役への寄り添い、立川三貴の
踏ん張りが印象に残ったねこ。
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