＠三軒茶屋 世田谷パブリックシアター(2015/2/23-3/20 24ステージ)休演3/2,9,16
http://setagaya-pt.jp/
全指定 一般 S席8800円（1階席・2階席）A席6500円（3階席）高校生以下 S席4400円
A席3250円 U24 S席4400円 A席3250円 友の会会員割引 S席8500円
せたがやアーツカード会員割引 S席8600円
作：井上ひさし 演出：栗山民也 音楽：井上滋 美術：松井るみ
照明：勝柴次朗 衣裳：前田文子 音響：尾崎弘征 振付：田井中智子
殺陣：渥美博 音楽監督：後藤浩明 歌唱指導：伊藤和美 演出助手：豊田めぐみ
宣伝美術：安野光雅 舞台監督：三上司
主催：こまつ座、公益財団法人せたがや文化財団、テレビ朝日
企画制作：こまつ座、世田谷パブリックシアター 後援：世田谷区
出演： 初演 再演 2012/6/12-7/1 2015/2/23-3/20 24ステージ ← 世田谷パブリックシアター ← S席8500円 8800円 1時間29分/1時間19分 ← 出演： 杉の市、後の二代目藪原検校 野村萬斎 ← お市、相対死しんじゅうの片われ女 秋山菜津子 中越典子 語り手役の盲太夫めくらたゆう 浅野和之 山西惇 佐久間検校の結解けつけ、水戸東照宮の宮侍、 魚市場の仲買人、若い座頭、江戸座頭・甲斐の市、 定廻同心・浅野某、将軍補佐役・松平定信ほか 大鷹明良 ← 刀研かたなとぎ師・善兵衛 大鷹明良 春海四方
仙台座頭・熊の市、佐久間検校、凶状持ちの倉吉 日本橋下の魚売りほか 山内圭哉 酒向芳 塩釜座頭・琴の市、江戸座頭・伊豆の市、 とっかえべい屋、初代藪原検校ほか たかお鷹 春海四方
魚売りの七兵衛の女房・お志保、日本橋の橋番ほか 熊谷真実 明星真由美 強請ゆすられる寡婦、馬具屋ほか 津田真澄 家塚敦子 強請られる寡婦の娘、日本橋下の魚売りほか 山崎薫 ← 魚売りの七兵衛、男(お志保の情夫)、塙保己市、 江戸座頭・安房あわの市、首斬役人ほか 小日向文世 辻萬長
ギター奏者 千葉伸彦 ←
2015/02/27(金)晴 6:33-9:40PM(1'29/休20/1'19)1F最前方 客席9割?(550?人)
客層：大人中心、女性8，9割。通常SEPTより年齢層高め。
客入れ：1F満員、2Fそこそこ、3F半数。折り込みチラシそれなり。パンフなし。
物販。パンフ B5 1000円。9:39PM終演 カーテンコール2回1分。
シスカンパニーな初演からキャスト刷新、こまつ座よりの今回再演。
舞台。赤い布ヒモで囲われた空間、三方壁は竹の一面。床は移動式で種々見立て。
上手手前に語り手とギター奏者常駐。
お話。肝っ玉と執着で盲人から最高位・検校まで這い上がった若き二代目藪原検校の
一代記。
残酷すぎる顛末も波瀾万丈の展開が面白く、なにより逆境に挑戦、世界に復讐した
杉の市という人物が小気味よいねこ。しっとり渋いテイストなキャスト陣の中、
野村萬斎がなおひかる再演。鍛えられた強靭でしなやかな身体性を活かした、
キレのいい演技がまあ快感を呼び。初演に増して、個と国家の対比、犠牲になる
前者の悲劇があからさまになった感。ああ恐ろしいねこ。語り手役・山西さんが
背骨しっかりと舞台をサポート。名物「おにぎり」再び、なんか嬉しくなるねこ。
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