予約不要/無料
構成・演出：萩原雄太 美術・空間デザイン：福留愛（iii architects）
電話制作：立原充泰 主催・企画製作：吉祥寺シアター（公益財団法人武蔵野文化
事業団）
夜のプレイリスト
・大崎清夏「ヘミングウェイたち」(10分) 出演：キヨスヨネスク
・五所純子「Π」(9分) 出演：清水穂奈美
・佐々木中「女声二部のための夜の朗誦」(7分)出演：安藤朋子、清水穂奈美
・得地弘基「所作にかんするチュートリアル」(7分) 出演：伊藤新）
（昼のプレイリスト→レポート）
・犬飼勝哉「彼方からの悩み」(10分) 出演：キヨスヨネスク
・瀬尾夏美「ミルフィユ・グラウンド」(14分)出演：安藤朋子
・武本拓也「血の端にすわる」(10分) 出演：伊藤新
・中島梓織「声にならない」(8分) 出演：清水穂奈美
2022/03/27(日)晴 8時頃 4つ？のテーブル・電話装置。ウェットティッシュ完備。
趣向。黒電話の受話器を取り、テーブルのプレイリストにある電話番号へダイヤルを
回して掛けてると、電話演劇が開演。
大崎清夏「ヘミングウェイたち」
パリ？／吉祥寺？、異なる場所を重ねていくような不思議。詩的な語りかけが
続いて、寒さは時に美しくとか、落ち葉は風を裏切らないとか。大らかで優しくて
さみしい口調が沁みるねこ。
五所純子「Π」
アクティブで攻撃的な口調で街のこと、病院のこと、幽霊のこと。撃たれ続けている
とそのうちトリップしてしまいそう。
佐々木中「女声二部のための夜の朗誦」
畳みかけてくるネガティブな、理不尽な、しだい厳しい、死を巡る物語。女性2人の
声が交互に、後半は重なって聞こえて幻惑的、スパイシー。このやり方は面白いので
次作も期待したいねこ。
得地弘基「所作にかんするチュートリアル」
ノイズ混じで、遠く近く聞こえる男性の声。「ならない」「いけない」事柄と
合図らしい「サイン」を秘密指令してる感。得体が知られず面白いが、不穏な心持ち
にして切れてイケズという。
ロウソク型のライト付き