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＠横浜 神奈川県立青少年センター スタジオHIKARI（2022/06/03-05 4ステージ)
全自由 一般3500円 高校生以下1500円、当日券+500円
演出・振付：柿崎麻莉子
舞台監督：田中康太朗 照明：久津美大地 衣装：渡辺慎也
歌：ZIN 音楽：NATIHO 美術：watarai toru
ダンス：池ヶ谷奏、小暮香帆、飯森沙百合、畠中真濃
2022/06/05(日）曇 2:05-3:04PM(58)正面前方より 客席ほぼ満員（70人）
客層:子供連れ2組含むと3世代、女性過半数。
客入れ:開場時20人ほど。感染対策。検温、手指消毒。客席は三方馬蹄形、中央桟敷1
、椅子3列。ほか椅子ほぼ2列。当日パンフ A5 3ページ。開演前に柿崎さんの音頭で
ストレッチと音楽に合わせてリズム体操。また、子供OKの回なので、何かあっても
それ込みでとお願い（終わってみればお行儀良いか寝てるかで偉い）、3列目は床が
観づらいので立って、踊りながら観てもいいとのこと。カーテンコール1回。
「本気のアートをカジュアルに楽しんでもらいたい」という気持ちからうまれた
ダンスイベント(パンフ）。今回、後半に「wild flower」(2021年3月
さいたまダンス・
ラボラトリVol.3「明日を探る身体」初演）を上演。
会場。ほの暗く、ムービングライトがワイプ、往年のディスコナンバーが流れ。
構成。ファンクジャズに乗り踊る。ソウルフルにZINさんが歌う。柿崎さんは語りも
する。気に入っていた天使人形の両羽根が取れた、けど安心した、それはもう飛ばず
ともよくなったと思ったから。今は戻して上げたいと思っている。
ダンサーは客席に設けられた椅子に待機、ソロ、デュオを見守り、モブで飛び出す。
とりどりの趣向の前半から、後半は純ダンス「wild flower」。柿崎さんとその分身
たちの葛藤と結びつきを力強くも繊細に綴った印象。
フレンダリーで気さくもかっちりと造り込まれ、密度、速度の変化がほどよくスリリ
ングで快感。有機的で時に猛々しいタッチがあるのも素敵。ダンスはむろん素晴らし
いけど、関係性のアプローチが常にあってジンとする。前半はつなぎの役割を
はたすZINさんの歌が○。