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＠仙川 カフェPOSTO（2023/03/28 2ステージ）
全自由1500円
脚本：久野那美[缶々の階] 演出：中村一規
舞台監督：中西隆雄[缶々の階]、三津田なつみ[缶々の階]
制作：若旦那家康[缶々の階／コトリ会議]、竹内桃子[缶々の階／匿名劇壇]
宣伝写真：beni taeko 宣伝美術：小泉しゅん（Awesome Balance）
主催：階 企画・制作：缶々の階
協力：調布市せんがわ劇場（公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団）
助成：芸術文化振興基金
出演：
安藤いずみ ：人形・展望台の女
一宮周平[PANCETTA]：旅人
大西智子[あなざーわーくす]：天文学研究会のメンバーＱ（会長）
桜田燐[劇団白色]：天文学研究会のメンバーＰ
佐藤純平 ：天文学研究会のメンバーＬ
関彩葉[缶々の階]：天文学研究会のメンバーＲ
七井悠[缶々の階・劇団飛び道具]：ト書きを読む
2023/03/28(火）曇 7:04-8:04PM(60）後列より 客席超満員(30人)
客層：20-30才代中心、男女半々。
客入れ：感染対策 特別なことはなし。開場時10人位。カフェ壁添いの円弧状段々に
クッションを置いて客席とし。始まりに若旦那家康さんから作品に絡めて諸注意と
導入。当日パンフ A5 3ページ。配役を書けばいいのに。物販。上演台本、DVD。
カーテンコール1回。
1998年OMS戯曲賞佳作作品。演出は中村一規さん。20年ぶりの神戸再演以来みるねこ。
舞台。カフェ空間を飾らずそのまま。テーブル2、ベンチ2、椅子のあるラウンジと
厨房カウンターを山頂の展望台・ビアガーデンに見立て。
お話。山頂・ビアガーデン。通りかかった人形遣いの旅人、真夜中に壊れる星を
見に集まった天文学研究会メンバー達と女店主は、北風吹く寒天の下、ビールを呑み
語り合う。それぞれの記憶に残る壊れたモノ、町のこと。どう向き合ったらいいのか
悩みながら、ふとふれ合い、すっと消えていく泡のような逢瀬のひとときを描く。
カフェ空間＝集う場所をそのままに、そんな人がそんな風にいる自然体の演技でして
押しつけがない心地よさを感じるねこ。そこら故、前回も思ったけど、観客それぞれ
に物語を想い、お持ち帰りしやすいギフト作品となっている印象。自然体とはいえ、
発話と間合いよく、心の入る隙間があるやりとりが巧く、味わい深し。
今回ト書きを読むを追加。さらに七井さんは実際に落花生を割り、ジョッキビールを
飲むを普通にしてる反則技は面白いところ。観客を目覚めさせ、引きこむ影効果？。
声のいい、声に個性がある役者さんをそろえ、視線の投げ方、仕草付きの超リーディ
ングとしてて充足感が高く、嬉しいねこ。
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