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＠半蔵門 国立劇場大劇場(2023/10/04-26 21ステージ)休演10，20
全指定 1等席14000円（学生9800円）2等席10000円 （学生7000円）
3等席4000円（学生2800円）
通し狂言 妹背山婦女庭訓 三幕四場（いもせやまおんなていきん）＜第二部＞
作：近松半二 脚本：戸部銀作 美術：高根宏浩
主催：独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁 後援：千代田区、千代田区観光協会
序幕 布留の社頭の場「道行恋苧環」竹本連中
二幕目 三笠山御殿の場
大詰 三笠山奥殿の場 同 入鹿誅伐の場
歌六 ：蘇我入鹿
芝翫 ：漁師鱶七 実ハ金輪五郎今国
彦三郎：宮越玄蕃
梅枝 ：烏帽子折求女 実ハ藤原淡海
萬太郎：荒巻弥藤次
米吉 ：入鹿妹橘姫
権十郎：大判事清澄
菊之助：杉酒屋娘お三輪／采女の局
時蔵 ：豆腐買おむら／藤原鎌足
2023/10/9(月祝）雨 12:00-3:25PM(内訳下記）三階中央後方 客席二三階8割（550人）
客層:昨日の歌舞伎座よりベテラン、カップル多め。大人より3世代。女性7割。
客入れ:感染対策 手指消毒任意。先月に続き三階ロビーでポスター展。
物販。パンフ B5 1100円。資料集。
先月に続く、通し狂言。2段目割愛、4段目から。
・道行恋苧環
お話。酒屋の娘お三輪は近所の優男求女に焦がれ、着物の裾に苧巻糸をとめて追走。
葵太夫＋バシバシ太竿三味線でムード満点。米吉・入鹿妹橘姫、可愛い、ミルキー。
梅枝・藤原淡海、細めんで上品。菊之助・お三輪、タフで美しい。充足感高し。
・三笠山御殿
お話。酒屋の娘お三輪が辿り着いたのは三笠山の御殿。のぞき見ると、自称皇帝の
蘇我入鹿が酒宴中。入鹿の妹橘姫は求女・実は藤原鎌足の弟淡海の妻となるため、
兄を殺す決心を固め。求女を探す田舎娘お三輪は、官女達にいじめられ、
橘姫と祝言をあげたと聞いて怒髪天。踏み込んだところを漁師男に刺されてしまう。
漁師男は鎌足の臣金輪五郎。お三輪が流す「凝着の相」のある生血が入鹿を滅す調法
だという。お三輪は喜びつつ息絶えてしまう。
眼目の御殿、傲慢なキャラと物語。女庭訓と尽くし、来世でと繋ぐおだまきを
抱き果てる、あんまりにも理不尽なのに感動してしまう、菊之助演技の素敵。
芝翫・金輪五郎今国も負けず、気持ちを上げてくれる演技。
・大詰
次いで、余り見たことがない、入鹿の最後。米吉・入鹿妹橘姫の奮闘に魅入り。
最後は、劇場の事も触れる割り台詞で仕舞い、拍手湧き
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