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 キュープ「ゾンビフェス THE END OF SUMMER 2024」

 @渋谷 CBGKシブゲキ!!(2024/10/10 1ステージ)
 全指定 6800円 2枚セット13000円 3枚セット18000円 4枚セット23000円
 U25チケット 3500円

 ・OPENING
 ・THE KUZURERU' S「ゾンビと崩れる」
  入江雅人、入手杏奈、長田悠幸、佐久間麻由、鈴木麻美、高木稟、高久瑛理子、
  中島克枝、野澤爽子、巻島みのり、茂手木桜子、吉田ヤギ
 ・入手杏奈「DANCE OF THE DEAD 2024」
 ・三遊亭青森「スタッフルーム」
 ・玉川太福 曲師: 玉川みね子「 」
 ・立川志ら乃「サンチ」
 ・二人ピラニアンズ ピアニカ前田/塚本功 「Re: In the early Autumn」
 ・中村中「死なない為の歌たち」
 ・入江雅人「帰郷」
 ・ENDING

 照明:松村光子、佐藤公穂 音響:吉岡有希子、山田雅人(サウンドキャラウェイ)
 映像:手代木梓、ムーチョ村松 (トーキョースタイル) 舞台監督:西廣奏
 宣伝美術:吉田姉妹 舞台写真撮影:市川唯人
 協力:合同会社アイデアルミュージック 株式会社ボールドハート
 制作:株式会社キュープ 主催:CBGKシブゲキ!!

 2024/10/10(木)曇 6:33-10:26PM(99/休15/115)前方下手 客席4割?(80?人)
 客層:2世代 ベテラン結構 男性過半数?。
 客入れ:感染対策 手指消毒任意。通常客席。当日パンフ A5 2ページ。
 物販。Tシャツ。カーテンコール1回 トーク3分位。

 年1フェス9回目、久々に参加するねこ。
 舞台。美術調度なし、後方スクリーンに演者、タイトルを投影。70、80年代ポップス
 の選曲○。

 ・OPENING
 入江雅人「後は死ぬだけ」1人芝居からクズレルズ参加でフル配役、娘がプレゼント
 してくれた佐○元春コンサートへ向かう夫婦がゾンビパンデミックに遇う。
 出演者クレジットを背景、カー○ーサイモン「nobody knows…」♪、入手さんソロ
 ダンス。ついで、入江さんトーク、不出演の清水宏に成り代わり、客席を盛り上げ。
 優しい観客達。お礼に舞台上で即席ゾンビメイクをしてみせる(ほぼコント)。
 
 ・THE KUZURERU' S「ゾンビと崩れる」曲(Don't Let Me Down)で崩れる。次いで
  ゾンビで崩れるシリーズ。新しい倒し方で崩れる。高久のパワフル民謡で総崩れ。
  「後は死ぬだけ」続き。コンサート会場で再生、市役所の無情と人の情け。

 ・入手杏奈「DANCE OF THE DEAD 2024」入手さんソロダンス。すっと立位、片手
  横延ばしからほぐれ、拡がる動き。キレよく大胆、ほんのりエモーショナル。

 ・三遊亭青森「スタッフルーム」緋毛氈の高座を設え。出囃子が展覧会の絵♪。
  スーパーのスタッフルーム、なぜか素振りをする男。ゾンビパンデミックで閉じ
  込められてどうするのシニカルコメディ。落語というか冒頭なんかモノローグ
  芝居。

 ・玉川太福 曲師: 玉川みね子「 」引き続き演芸。上手に三味線の玉川みね子。
  ここでしかやらない、みんな忘れてるだろうと知られたゾンビ映画の浪曲語り。
  ポイント抑え、オリジナルにない会話も添え。

 ・立川志ら乃「サンチ」。要らないものを食べて無くすゾンビ。困ったことをする
  「サンチ」の面々が次々と。

 ・二人ピラニアンズ ピアニカ前田/塚本功 「Re: In the early Autumn」
  ピアニカ×ジャズギターで軽やかに走り、時に踊るよに演奏。オリジナル3曲、
  ジャズのカバー2曲、最後に赤とんぼ♪。ピアニカ前田さんMCでは老いをおとぼけ
  語り。「楽譜の上を徘徊する」さらに「楽譜を逆走する」とは一体、是非遭遇
  したい(していたのか?)。

 ・中村中「死なない為の歌たち」客席通路から舞台に走り込み、金髪、金色の
  ジャケット、黒のシャツとボトムズとカッコいい。観客も上がり。MC入れながら
  オリジナル3曲。さっきつくったばかり(で歌詞の譜面を脇に置いたけど見ず)の
  ゾンビにちなんだ新曲「責任」。生きづらい理由、自分の頭で考えられない人達、
  私もゾンビにならないために。さらに2曲。いつか見た頃より柔軟、で強くなった
  印象あり、素敵。

 ・入江雅人「帰郷」1人芝居代表作。OPENINGでも毒を吐いてたけど、山○達郎の
  一連の言動から曲も嫌いになり、ラストをサ○ンに変更。これもまたしみじみ
  沁みて素敵。

 品数も中身もたっぷり、平日1回でやっちゃうスペシャル感。そして中(あたる)
 さんが言われてたよう、センチメンタル。世にはびこる蛮人蛮行からすれば、宿命を
 背負ったゾンビの(死んでるけど)生き様は切なく愛おしい。そんな気持ちにさせら
 れる演目ぞろい。次回10周年も是非足を運びたいねこ。
 

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