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＠有楽町 有楽町朝日ホール(2025/01/21 1ステージ)
全指定4800円
市助「まんじゅう怖い」13分
兼好「権助魚」枕11+噺15分
喬太郎「白日の約束」枕20+噺9分
仲入18分
白酒「喧嘩長屋」枕12+噺7分
市馬「文七元結」枕1+噺47分
2025/01/21(火）曇 6:30-9:06PM(70/休18/68)前方下手 客席8割（500人)
客層:2世代 ベテランが更に増え 男性過半数。
客入れ:感染対策 手指消毒任意。当日パンフ B5 3ページ。
市助「まんじゅう怖い」
お話。恐い物をあげていると、饅頭というから奇妙。懲らしめてやろうとするが。
怒る、泣く、食べるがリアル造作。ちゃんとしてるので余計可笑しい。
兼好「権助魚」
枕。昨日は大寒なのに暖かい。年を取ると胎内時計が狂う〜ある落語会で年を召した
お客さんが無反応だったのはどうしたものか。スターさんに比べて落語家のゴシップは
大したことない、実例。コンプライアンスが益々厳しい、実例。
お話。商家の女房、旦那の浮気を疑って、お供常連の権助に迫るが知らぬ存ぜぬ。
では、行き先を教えてというと魚取り。権助が言う得物という魚がとんでもない。
権助のお馬鹿加減が落語にしても過ぎる、ハキハキとよく動くのでよけい変。
女将さんの声と目が怖くては逆に笑う。
喬太郎「白日の約束」
枕。パーパーと放言、自由自在。寄席のある街（自分も住んでる）、恵方巻、ホワイト
デイらに軽やかに毒吐きディス。無駄話とキャラの濃い小芝居三昧、落語になかなか
入らない
お話。恋人から大事の日と言われた男はきょとん、同僚のモテ男から3/14ホワイトデイ
と言われて初めて気づき。モテ男の助けを借りて、自分としては出来過ぎたデートと
お返しをするが、彼女の本意というのが意外にも。
無頓着な男の周りはこだわりのある人揃い。恋人の中身を含めて、想定外で笑い。
白酒「喧嘩長屋」
枕。大学受験、弟子入りの季節。最近は高学歴なのに落語界のヤバさに気が付かない、
何故？。どの業界にも突出した人はいる、是非弟子入りしてほしい。トラ○プと実は
顔が似てると笑いを取って、即反省。国技館・満員お礼の真実。客席とお客色々、
膝掛けは誰のもの問題〜解決方法。
お話。夫婦喧嘩に仲裁に入った大家。売り言葉に買い言葉。キレて喧嘩を始め、
そこに仲裁に入った男がまたキレ。さらに通りがかりの宣教師がと連鎖。
中身のない喧嘩のための喧嘩がバカらしく笑い。アメ○カ宣教師へ仲裁ばかりしやがっ
てと、世情風刺。
市馬「文七元結」
枕。貧乏だと喧嘩が絶えないという。
お話。博打で首が回らない左官長兵衛。娘は自ら吉原に身を預け、身代の50両で父親へ
再起を願い。それを身投げしようとした手代文七へ与えたと聞いて、女房お兼は激怒
する。
正調の通し。細やか丁寧に江戸の風を感じさせ。歯切れ良く、暗くならずに語って
ここちよい一席。