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＠吉祥寺 吉祥寺シアター（2025/01/31-02/01 2(×2)ステージ）
データはAプロ レポート]参照
宮悠介「暁鶏-repetition-」35分
出演:風間宥利、横濱さくら、宮悠介
衣装:田村香織
Von・noズ+公募ダンサー「リアクション」29分
出演:阿部理子、佐藤正宗、たなかゆきの、田中来夢、谷平絵梨、仲宗根葵
上村有紀、久保佳絵
休憩12分
egglife「のこりもの」34分
出演:asamicro、山中芽衣、竹下真歩、福島頌子 舞台美術:水戸部春菜
楽曲制作:Fantome
アフタートーク22分
2025/02/01(土)晴 7:03-9:25PM(71/休12/34/22）前方上手 客席満員(180人)
客層：2世代。子供連れ、学生〜ベテラン。男女半々。
客入れ：感染対策 手指消毒任意。通常客席 バルコニー席半分埋まり。当日パンフ
A4 4ページ。物販。各カンパニー。カーテンコール各1回。
宮悠介「暁鶏-repetition-」
銀幕で三方囲み。腰蓑にボディスーツの2人とニワトリ？な宮さん。ミニマルなループ
ダンス、音（発話、衣装すれ音）と照明伴い。終盤はニワトリのジャンプダンスを
伴って、高揚（天の岩戸モチーフとか）。生の喜びを穏やかなポップリズムで体感
できるダンス。客席にも近しく親しめ。クライマックスの高揚感も圧でなく暖かさに
感じられるのが○。
Von・noズ+公募ダンサー「リアクション」
デスゲームとりいれ趣向とか。冒頭はバルコニー2層で右往左往ら、惑う集団と個々を
シアトリカルに表し。合間に群舞で心理ダンス。ユニゾンが乱れていく様、争うデュオ
等分かり易く物語るダンスとし。ノンストップの全員野球で大変。構成の巧さもあり、
飽きることなく楽しめたねこ。
egglife「のこりもの」
背びれのある水色ボディスーツに赤い靴下。変な生きもの達がお揃いでわちゃわちゃ
してたけど、先を行く者が現れて（皆応援のハッピーダンス）。不織布のような床面は
剥離して壁になったり、世界の見せ方、ビジュアルがユニーク。ダンスの振りは目ま
ぐるしく変わるけど軽妙ポップ、シアトリカルな展開でも重くならず○。
アフタートーク
宮悠介作品出演者 北尾亘 小西力矢（劇場職員 元 しあわせ学級崩壊主宰）
北尾 「リライト」企画の紹介。ラインナップ。新しい表現、今後に期待される、
個性を発揮できるアーティストを。宮悠介作品は暖かい若者3人だと、おじさん
感じております。
宮 アップを観ても、僕自身が面白いと思えた。
横濱 この場の雰囲気が温かくて、それがＡプロと地続きで。
風間 お客さんとの距離が近い、お客さんを感じながらできた。
宮 小西さんがチームの一員、幸せな創作環境でした。
北尾 4人の劇場職員がそれぞれを担当している。
小西 余所ではあまり劇場スタッフが製作に関わることはない。
宮 身体のリサーチから始まった。今はダンスが消費されている感覚があるが、
2人には身体に向き合ってもらって、切実な生の肉体から出る声に希望を見いだして
いくことを。天の岩戸、そこに鶏の声があったこともモチーフにしている。
北尾 生の舞台に同じモノはないが、そこで繰り返しを行う意味を。
風間 自分がなんのためにループを繰り返しているのか、そこを振り返りながら、
自分として新しいものを見つけられたら。
横濱 繰り返しながら先に行くことに、日々の暮らしに重なる部分があって。
同じようだけど、阿吽のコミュニケーションがあって、不思議に湧き出てきた。
宮 30分のバウンズ、とても孤独なのだけど、客席から笑いがでて、祝祭感がでて
いた。それが身体動作から出たのが嬉しかった。最後に2人とあえる、嬉しさの
ジャンプだった。