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  マントルプリンシアタ−「我々もまた世界の中心」A,C

  @シアタ−サンモ−ル
 作・演出:じんのひろあき

 1993/8/15(日)1:00-3:00 4:00-6:00  
 
 暗い世界に、時を同じとする人々。面白い。
 ほぼ同時進行で、違う場所の人達のあれこれを。映画じゃ、幾つかみたことある
 やり方だけど。これだけの規模、芝居では初めて観ます。だれか相関図をUP
 しません?。題名は映画から取ったのが多い。なるほど、じんのさん。
 
 ざっと、印象を書きます。(  )は気付いた関係です。これから観る人は、
 読まないほうが良いかも。*は、マンプリの人、多分。
 全体。A2の客つかむ間合いの良さ。C7のすがすがしさ。が印象に残ります。
 みんな集中して見ると疲れるけど、幕の内弁当の楽しさが嬉しい。1000円だし。
 にしても、音楽もなしで、照明もいじらない。役者さんは大変なお芝居。
 
 Aプロ 「善悪の彼岸」
 1「渇いた宇宙」 吉田学 *
  大停電。同じ女を抱いて、一人淋病のバンド青年。いまいち。話しも見えるし。
 2「アスファルトの河」 坪井一広 
  路上交通量調査。風邪の人と一緒に。役者の間がよくて巧い。わかりやすい。
  (A1大停電、A3主人公が同バイト) 
 3「接吻の音」 名加西俊彦  
  大停電。コンビニ前で酒盛りの仕切り。設定??。寝てしまいました。
  (A2、C4の主人公と逢う)
 4「ハシレヨイコヨ」 西田弘英 *
  日本語学校の経理。聖戦だと、生徒が学校に立てこもり・・。緊迫感ある状況で
  変な自称演歌歌手の外国人と会話。役者は達者。最後を期待するも、なにもなし。
 5「楽園の犬」 福本博史 *
  エロマンガ編集者。雑誌が発禁となり。関係のある女性マンガ家が持ち込みして
  くるが・・。マンガが男との私生活そのまま。なんかあるなと思ったが、なし。
  ジム・ジャ-ムッシュと言うほど、ドライじゃないか。つか芝居タイプの役者です。
 6「禁じられた遊び」 満田幸一郎 *
  実銃撃戦が、サバイバルゲ−ムに迷いこみ・・。退屈。寝てしまいました。

 Cプロ 「祝祭のバリケ−ド」
 1「小室の女」 窪田昌子 *
  頼んだピザの出前が事故にあって。男とてれてれ具合はよくでてる。パンツ線が
  見えるのがH。(C6高校。C3、C4タクシ−強盗マチコ。C5ピザ屋)
 2「カッコ−の巣」 中村良平 *
  塾の先生と生徒。自然体の演技に好感。少し寝る。でも、いい話しになってる。
  (C5ピザ屋の店員の彼氏)
 3「私バカじゃないよ」 杉本幸子 
  金持ちの寂しいバカ娘。マリファナの煙に幸せな少女期をみる。マッチ売りの
  少女。悲しい話し。ばかじゃないよと何度も。切なくなる。
  (C1、C4タクシ−強盗マチコ)   
 4「ティッシュの君」 じょじ伊藤 *
  水道橋のティッシュ配り人。いつもティッシュを受け取ってくれた子(マチコ)
  に恋を。らしい感じがでてる。ティッシュブ−メランは、笑った。(C1、3)
 5「天国の虹」 高橋祐子 *
  ピザ屋。ホ−ムスティ先で襲われた話しなどを。無表情が印象に残る。
  (C1、C2、C6)
 6「唇からナイフ」 篠原美樹
  OL?。渋谷で高校同窓会。遅れた人待ちの街角。ビルの上では飛び降りようと
  してる人がいて、回りはわいわい・・。疲れた顔が気になる。どうでもよいの
  野次馬以前態度に共感。最後の「飛んじゃえ」は、妙にさわやか、すっとする。
  (C1の出てた子の高校の名、C5の主人公と話す)
 7「歓待の掟」 林田里織 *
  OL。新人歓迎のカラオケBOX。歌ううちに止めたバンドのことを思い、戻る
  決意をする。西山水木似の声。歌うまい。無伴奏なんで大変だ。
  決意したあと、思いっきり歌う。気持ちいい。ところで社会人て、変な言葉だな。