マントルプリンシアタ−「俺なら職安にいるぜ」
＠駒場東大前・こまばアゴラ劇場
作・演出：じんのひろあき
1994/6/18(土)2:00-3:50PM くもり 客３０人
こういうの好き。とっぽいプーの可笑しさ。どうしようもない男女の哀しさも○。
お話し。ハローワーク窓口。不況退屈／困った人達のあれこれ。後半、超インフレ
日本。暴動、飯が食えないあたりまえ。でも舞台はさほど変わらぬ静かさで・・。
”今回、悪のセサミストリートを目指して、人形も多数出演”のつもりだった
らしい。これ、今回は見送り、普通のお芝居になってました。
個性的、くせありプーが笑わせる。というか、哀しいというかの面白さ。渡る会社
が皆倒産する”会社が潰れていくサラリーマン／ＯＬ”とか、とほほで可笑しい。
激しないとか、複数の会話進行など、今前観た青年団をちと思い出したり。
後半、シビアなドラマも。”あなたが好き”といいながら、離婚届に印を押す女。
男はどうすりゃいいのか。などのエピソードがぐっとくる。
うなずかせるとこもある。みんなプーで平等になる。尺度が金でなくなったとき、
食べる事と人そのものになる とか。巧い、にくい作品。
”近くの駅が火事（劇中より）”でもないのに、客少ない。前半のせい？。
肩凝らず面白いお芝居。もっとお客入ればいいのに。
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