桃唄３０９ 「鍵のある部屋」
＠下北沢・駅前劇場 (1996/5/15-19 8ステージ) 前売2300当日2500
作・演出：長谷基弘
1996/5/19(日)2:00-3:35PM 晴 最前列より 客席ほぼ満員(140人)
客入れ。当日券ねこ。受付おねえさん丁寧○。その後誘導？？△。前回と
同じ、当日席は窮屈桟敷1列のみ。前売りは全椅子席。落差画然。もう少し
当日客に優しく（せめて、前+10cm空けるか、＋１列つくるとかのゆとり）
ても・・。まあ、予約すればいいんだけどさ。
舞台。上手の劇場ドアをそのまま玄関に。舞台外もマンション風なつくり。
４つの部屋（居間）。が垣根なしの箱庭みたいに上下手。全体を一つのマン
ションに見せたり、各部屋分断したり、自在な演出○。
お話。同じマンション、四つの部屋。閉ざされた中での人知れぬ行為。と関
わり合い。１女をさらい、お腹に鳥の絵を刻む弟、それも治療のためと励ま
す兄と女医。２ヤンキー風男。実は悪徳？精神科医？。出張・売りな女呼ん
で、イカレタ仲間と４Ｐというのだが。３姉弟。実はキンシンソーカン？。
１〜３の連中と同級生だったりする。４サラリーマン夫婦。夫はつかれたよう
にマンション壁登り。かつて、子供を上記２の仲間に殺されたり？する。
スラップスティックな可笑しさ。おおぴらに笑えないけど。異常行為を隠れ
ながら。関わり合いが発生して、どたばた。一見「まとも」そうで、変という
のがグー。はなから行き放しじゃ、興がないもの。行動の動機がわからない
、ドライさも面白い。１の兄弟とか、愛と苦悩の物語化したらやだな、思っ
たら変化なし：淡々殺人積み重ね。徹してて○。お気に入りは、２のヤン
キー男。得体がしれないとこにぞくぞくねこ。
不満。ちと、可笑しさ、ねらいすぎ？とか。ホントのき○がい（みな変なのを
自覚してるから違う）がいなかったとか。例外はホントにいってる偽刑事。
害がなさそうなのが、逆に恐い。
役者。男優の個性がくっきりしてて○。あと、女医：坂本さんがスリム、
けだるい視線も○。
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