村松利史プロデュース
「サイコの祈り〜または私は如何にして冗談を止めて痙攣を愛するようになったか〜」
＠下北沢・駅前劇場 (1996/7/3-14 16ステージ） 指定3500自由3000(当日+300）
原作・脚本：村松利史 脚色・演出：高平哲郎
出演：星セント、友里千賀子、渡辺信子、温水洋一、呉恵美子、清郷流号、
村松利史
1996/7/7(日)7:30-9:30PM 雨 指定席前方から 客席９割(110人)
初演はチケツが紙屑になった見逃し公演、再演。けっこうな改訂版らしい。
舞台。洋間なしゃれたリビング。バーですか？な椅子テーブル。でけえクロゼ
ット。壁ラックに本、ＴＶ、ミニコンポ。下手に窓。壁にはＯ．ヘプバーンの
映画ポスターとかスチール写真とか。
お話。ミステリー好き？な男。そこに追われるように女が闖入。とまた、その
女のセラピスト登場。さらに患者の男。さらに冗談パーティをもくろむ男女。
なんだか目まぐるしく人が出入りしながら、お構いなしに進んでいって・・。
映画フリークなパラノイアの終わらない夢のよう。体験したこと無いけど。
高密度に映画や本ねた。そんな台詞と人の出入り追っかけてたら、脳みそぐる
ぐる状態。ぼーとして観る。良くわかんないけど、結構いい気持ち。
全体しゃれっ気溢れる。台詞に呼応して、曲がさらり流れたりには微笑み。
久方観る、温水さん、渡辺信子さん。変だけど、妙に律義なのが可笑しい。好
き。村松さんの変態ぶりは余裕があって○。他の出演者の手堅い演技には、ち
と物足りなさもあったねこ。
チケツ1000枚くらい余ってるそう。意外。村松ファンいずこに。
［月間一覧］
|