珍しいキノコ舞踊団「牛乳が、飲みたい。」
＠青山・スパイラルホール (1999/1/29-31 5ステージ) 全指定前売り3000当日3300
演出・振付：伊藤千枝 演出補：小山洋子 音楽：ammakasie noka
マユタン
照明：大迫浩二 美術：モリオ 音響：金子伸也ほか
衣装：NEW WORLD SERVICE（宮部惠ほか）着ぐるみ：天明幸子（テザイノ）RINDA
舞台監督：野口毅 展示映像：西本太郎 宣伝美術：濱中直樹
宣伝写真：飯田かずな 制作:大桶真
出演：山下三味子、井出雅子、山田郷美、佐藤昌代、平井優子、関根佐和子、
篠崎芽美
1999/1/31(日)晴れ 2:10？-3:15PM(1'00) 中段より 客席満員(200人)
客層：20才代を中心にとりどりの年齢層。女性過半数。
客入れ；ロビーでビデオ（よくみてないので、？）放映。写真とか生活日常な展示
品あり。楽日ゆえか、最前方に桟敷客席を増設。
ポップでキュート、自然体で「ダンスについてのダンス」のキノコ、新作。
舞台と衣装。私の家なセットで日常な生活と気分を表現、かわいい着ぐるみ熊も
登場させた前回。今回は一転シンプルなセット。ミルキィホワイト一面、床には淡い
紫ですっと曲線。両側に高い背もたれ椅子４つずつ。剥き出しの照明、スピーカー。
衣装は白基調のシャツとかにパステルな靴下か素足（生足が清々しい）。1人ずつ、
どこかしらワンポイント違うおしゃれがおしゃれ。
冒頭の牛乳瓶着ぐるみ、後半の植物を育てる、とか以外ダンス中心。とりとめなく
変わる音楽にのせ、すらりとしてずっこけ忘れずなキノコダンス。きっちり決めて
腰をかっくし。なんちゃってポーズ。ぶらぶら、ぱたぱたする。一杯踊ると疲れて
椅子に座る、寝ちゃう、休んじゃう。お茶目で気張らないかっこよさ、すらりと
きれいな肢体、天使みたいな日本の女の子達のダンスに微笑ねこ。
おばか路線や仲良しな私達路線のかわいらしさ（な動き）はちと少な目。後半の
育てるお花バックののほほんとした楽しさは健在なれど。前半、全体、スタイリッ
シュ勝ちなのがちと物足りない、つうか淋しい。辛い気持ち（踊れる子と立ちあがれ
ない子がいるシーンとか。コンプレックスな状況を感じさせるとこ。）も見せて、
ちょっと新境地。かわいいだけじゃないをこの先も続けるのか、もっとキューティに
思いのままにするのか。次回作が楽しみねこ。
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