珍しいキノコ舞踊団 「私たちの家」
＠原宿・ラフォーレ･ミュージアム原宿 (1998/3/14-16 6ステージ）
全指定 前売り3000当日3300
構成・演出・振付：伊藤千枝、小山洋子、山下三味子
舞台美術：久保英夫、天明幸子、珍しいキノコ舞踊団
音楽：アマカシノカ 映像：西本太郎 衣装：NEW WORLD SERVICE
宣伝美術・ぬいぐるみデザイン：天明幸子
出演：井出雅子、樋田佳美、佐藤昌代、山田郷美、大和田有、伊藤千枝、小山洋子
、山下三味子 人形師：平井優子、長尾よう子、安藤亜希子
ギタリスト：小林顕作（宇宙レコード）
1998/3/15(日)晴れ 7:10-8:10PM 前方より 客席7割？(180人？)
客層：20才代女性中心。チープなれどおしゃれ上手な子、多し。
客入れ：今回指定で楽ちん。案内の方々、てぐすね引いて待機。客入れ中、舞台上
では女の子達が寝そべったり、出入りしたりの板付き。鳴り物、撮影禁止は、ビデ
オで、製作担当がアナウンス。
横浜地区公演が続いた、キノコ。久々の都内・原宿で。
舞台。メキシカンなオレンジ濃淡配色壁、のオープンなお部屋。下手に離れ寝室。
上手下手に、隣室との出入り口。正面壁の開口窓・大１小２の外はイラスト雲の浮
かぶ青空。家具、雑貨、生活用品いろいろが壁沿い、棚にあり。中央床には剥製わ
にとブランケット。中央、大型ＴＶ、AV機器と小物おもちゃ。朱色ソファでは客入
れ時から、女の子達ごろごろ。隣に昇り階段。に沿って掛けられたハーフコート列
その手前、食事スペース。冷蔵庫、棚。食器はどこかしら。上手壁に掛けられた傘
1/6本が折り畳み、でなんかおまぬけ。コップいろいろ棚とテーブル。転じて下手。
、洗濯機、洗面台、物置棚。本や地球儀あり。手前には本棚。束ねた雑誌ごみやら
面白いこと愉快なこと、屈託なくやっちゃう。それもスマートにクールにしてて、
とてもかっこいい。一様でない演出、音楽、ダンス、空間◎。女の子の数だけある
気分のように、めまぐるしく変化する展開がすごい。すごいのに、軽やかでおとぼ
けなのがまた◎。横浜公演の気負い、なにか大きなものに立ち向かっていく、は表
立たず。私たちの街、私たちの家、だからリラックスな雰囲気がほどよくあって○
夜の場面になれば、寝室のベットで寝てるし。
外観。なんでもなげに入室、歩いて生活して、でダンスなさりげさ。そのままベッ
トに寝ちゃう、脱力の潔さ。ファニーはただファニー。着ぐるみの熊は、よたよた
ダンス、寝るときは足な靴脱ぐし。窓辺のマペッツはのほほんとリズム刻むし。女
の子達はかっこよさげなギターでへろへろ弾いて、それで踊るし。ビデオはめまぐ
るしく、コラージュ。南海でムーディーな夜、かとおもうと熊が律動してたりする
し。もう飽かず、楽しいねこ。
動き。どうにも、へっぽこさに目がいってしまう、愛情感じちゃっうねこ。腰が引
けてる。膝かっくん。ゾンビな手。体をへろへろと揺らす。膝けりとか。モブでの
多彩な動き、密な空間づくりは見応えあり。おとぼけしながらも、流れが止まらな
い、スマートな動きが気持ちいいねこ。
関係性。２人ペアが目につく。手で囲った輪の中にいれようとして、するりと抜け
る。互いに指先で体をつんと突いて、そこを屈曲したり、中心に動いて逃げたり。
深く関わらない、友達以上になれない関係性示唆？なのかしら。
ブルーのＴシャツの子。いままでも目についたけど、すっとしたきれいな動きが○
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