＠渋谷 PARCO劇場(2004/4/5-5/9 29ステージ）月休演 19月昼追加公演
http://www.parco-city.co.jp/play/
全指定 前売り当日とも 8000円
＠富山 オーバードホール 5/12 1ステージ
＠仙台 イズミティ21 5/15 1ステージ
＠大阪 シアター・ドラマシティ 5/19-23 5ステージ
＠浜松 アクトシティ浜松・大ホール 5/25 1ステージ
＠名古屋 愛知厚生年金会館 5/26-27 2ステージ
＠福岡 福岡市民会館 5/29-30 2ステージ
原作：デュマ・フィス 脚本・演出・美術・衣裳・音楽：美輪明宏
演出補：岸田良二 美術補：松野潤 照明：戸谷光宏 音響：高橋巌
衣装コーディネイト：四方修平 演出助手：山下悟 舞台監督：北条孝、佐川明紀
写真：御堂義乗 宣伝美術：坂井智明、中島健作
製作：伊東勇 企画：山田潤一 制作：祖父江友秀 主催：TBSラジオ
制作協力：オフィスミワ 企画製作：(株)パルコ
出演：
美輪明宏 ：マルグリット・ゴーチェ(椿姫)
木村彰吾 ：アルマン・デュヴァル
勝部演之 ：ジョルジュ・デュヴァル（アルマン父）
黒部進 ：ジレ伯爵（マルグリット パトロン）
内田勝正 ：ヴァルヴィル男爵
白川和子 ：プリュダンス
夏樹陽子 ：オランプ
江上真悟 ：医師
倉持一裕 ：ゴオダン男爵
平田桃介 ：アルチュール
板東幸樹 ：ルイ
岩田純 ：ガストン・リュウ
高橋弘幸 ：ギュスターブ
今裕幸 ：シャルル
野呂拓哉 ：エミール
井坂俊哉 ：ジャン
坂本爽 ：従僕
城月美穂 ：イヴォンヌ
仮屋ルリ子：ナニーヌ
高森由里子：ニシェット
中山玲 ：マリアンヌ
小林香織 ：アンヌ
丸山昌子 ：シモーヌ
2004/4/11(日)晴 3:07-6:28PM(63/休16/61/休18/28) 後方より 客席超満員(470人)
客層：ほぼ全員女性、20才代最多に幅広く。おつき合い男性で寝息でかい人、少々。
客入れ：当日券あり、詳細不明。いつものようにサイドと最後尾に補助椅子あり。
ロビーは花屋状態に献花あり。折り込みパンフなし。物販。パンフ(A4 1500円)。
写真だけでなく、読み物の結構あり。ポスター500円。著作本と一緒に買っていく人
多数（ビニール袋付き）。カーテンコールは演出範囲で2回、5分。
16年ぶりの再演とか。
舞台。19世紀末美術館。クリムトの絵画を写したような床、たっぷりした曲線のアー
ルデコな調度。背景には大きく線画でお屋敷もよう。田園風景では大きく蝶と花を
描き（先のコンサートと同様）。
お話。純情素朴な青年アルマンによって、ほんとの愛に目覚めた娼婦マルグリットの
悲劇的な生涯。
昔少女マンガ＋人情話に、美輪様の女優魂が輝く舞台。人物の造形を複雑にせず、
関係をわかりやすく整理、素直に入れる純愛大悲恋ものとし。複雑な事情からすっと単純
な恋を浮かばせて、清々しい。単純素朴なロマンティズム溢れるドラマは、昔の少女
マンガのようで微笑み。アルマンの猪突猛進・熱情演技（超歌劇団！？）なぞ、
まんまマンガで苦笑されられつつ、愛情を感じるねこ。親子（マルグリットとアルマンも
時として）のほろり場面は人情ものだし。なによりはマルグリットというより、美輪様の支配
的存在感。ぽきん金太郎とどこでも、美輪様が目を引き。前半、お馬鹿演技に目を点に
させられ、後半「私が考える無償の愛と人生」を謳う演技に知らず引き込まれ。うむうむと
、ＴＶに頷くお茶の間おばさん気分になるねこ。
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