＠有楽町 東京国際フォーラム ホールC(2004/4/26-5/11 20ステージ）
http://www.t-i-forum.co.jp/
＠大阪フェスティバルホール 5/15-16 3ステージ
＠愛知県芸術劇場大ホール 5/22-23 2ステージ
作曲：レナード・バーンスタイン
原作：ヴォルテール 台本：ヒュー・ウィラー 作詞：リチャード・ウィルバー
翻訳：松岡和子 訳詞・台本：橋本邦彦 演出：宮本亜門
指揮：デイヴィッド・チャールズ・アベル 美術：ニール・パテル 衣装：太田雅公
照明：原田保 音響：山中洋一 ヘアメイク：高橋功亘 舞台監督：小林清隆
出演：
中川晃教：キャンディード
幸田浩子（ダブルキャスト鵜木絵里）：クネゴンデ（その恋人）
岡幸二郎：パングロス(キャンディードらの先生）
宮本裕子：パケット
新納慎也：マキシミリアン
坂元健児：カカンボ
佐山陽規：ジェイムズ、マーティン
市川和彦：総督
郡 愛子：オールド・レディ
辰巳琢郎：ヴォルテール（進行役）
アンサンブル
テノール：浅原孝夫、安部誠司、岡本泰寛、小林仁、村上勧次朗、山田展弘、山名孝幸
バリトン：石山毅、岡田誠、金澤博、小関明久、斉木健詞、三戸大久、宮本聡之
ソプラノ：青木雪子、佐藤泰子、菅原さおり、高橋桂、田上知穂、鳥居ひとみ、南智子
アルト ：荒木里佳、池城淑子、北爪和代、清水菜穂子、中川菜緒子 、星野恵理、
山田ぶんぶん
2004/5/8(土)晴 6:35-9:45PM(1'26/休21/1'18) ２F中央後方 客席9?割(1300?人)
客層：20-30才代最多に女性8,9割。男子はおじさん多め。
客入れ：当日券不明。3層構造装置、1階席での見え方はどう？。2階ねこは全部俯瞰
(オケピ含）できて○なり。トイレの列誘導は適時あり。物販。パンフ(A4 2000円）
思い入れなく、高めなので未購入ねこ。ポスター800/500円 Ｔシャツ2000円。
海外公演ＣＤ 数バージョン販売。カーテンコール5分2回。
本邦再演、ねこは初見。レナード・バーンスタインが「ウエスト・サイド物語」の
１年前に作曲した作品とか。
舞台。地球儀のように、緯度目盛りな回廊が大きくセンターステージを巡り。回廊は
上下3層、背景に展開した世界地図。
お話。有為転変にさすらうキャンディードの苦難と自分探し。大儀のもとの戦争、
殺戮と復讐。教条に陥った宗教。裏切り、偏見。天変地異。多すぎる体験に、この世
は悪か善かと悩んだあげく、率直が一番と達観しちゃう。この世の出来事は最善の
世界のためという「楽天主義」に、それってどうよ？と風刺を聞かせた18世紀ヴォル
テールの原作。
疾風怒濤で考える暇がない、難解ミュージカル。エピソードは単純明快、問いかけは
普遍な難問、こんなのミュージカルにすんなよ〜な。だもんで、個々をさらっと描いて
、つなぎ目なくつなげるという、お楽しみ演出に徹し。問題提起とか、風刺とかは
二の次。せめてキャラ造りはこっても良さそうだけど、歌以上のインパクトはなし。
なんか全然食い足りないねこ。音楽は多種多様のおもちゃ箱。メロディもよく歌って
、単品だと楽しんだけどなあねこ。
役者。中川君。馬鹿っぽさがまんま。歌うと深みあるのに…。岡さん。前半で死ん
じゃう（終盤復活）し。なんかもったいない。新納慎也。美味しい役、もっと遊ん
でもいいのに。
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