＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場(2007/5/17-20 5ステージ)19s追加公演
http://www.komaba-agora.com/
全自由 前売3000円 当日3200円
振付・出演：じゅんじゅん[水と油]
舞台監督：白澤吉利 照明：磯野眞也 音響：伊東尚司、木下真紀 衣装：斉藤絵美
宣伝美術：青木祐輔 写真：アーノルド・グロッツェル 演出助手；王城そのみ
制作：辻奈都子 主催：（有）アゴラ企画、こまばアゴラ劇場
企画・制作：じゅんじゅんSIENCE、（有）アゴラ企画、こまばアゴラ劇場
2007/5/18(金)曇 7:35-8:31PM(55) 最前列より 客席超満員(80人)
客層：20-30歳代女性7,8割、学生っぽい人も結構。
客入れ：前売り完売、19日夜追加公演。当日券は客席の状況をみて販売するとか。
通路3名＋2Fに3名ほど入れ。整理券なし(受付にあった番号札は？)。ベンチシート、
荷物預かりあり。場内誘導随時あり。折り込みチラシ結構。折り込みパンフA6
3ページ。挨拶、プロフィール、予定、スタッフ。8，9月北九州芸術劇場ダンスラボ
来年1月京都コンテンポラリーダンスラボ参加。 カーテンコール3回1分。
活動休止中の水と油、じゅんじゅんソロ公演。
舞台。上手にシンプルな机と椅子。下手に落ちかけたカップとソーサー(空中オブ
ジェ)。
構成。ビデオテープに緩急、逆転。壁を抜ける、自分という他者と出会い驚く、重力
の違う場所でじたばた。元に戻り、今度は無重力に舞う。
端正に仕上げた、ダンス志向の自分マイム。ずれていく日常の感覚を、わかりやすい
無重力マイムで表し。床と壁、壁の内外らを照明で区分けして明快。所作はシンプル
しなやかでいて剛、そこはかと肉感的。無機質な感触があった水と油とは違う印象。
ダンサー・じゅんじゅんを感じ取れて、うれしく思うねこ。
主な構成
・フィルムの中のような音とセピア光。歩行、床、緩急をつけた動き。
・テーブルで本、カップが空と気づいて下手へ。皿毎カップを落とした(オブジェ）
姿勢で静止とか。早送り、スロー、逆転な動き。ちょっとコンテンポラリも入り。
・照明で部屋の内外明示。壁を抜ける男。境界で律動。
・振り子のように揺れる。
・重力のバランスが崩れたかのように、引かれる、脱力する。床と壁との関係性。
・テーブルと椅子に座る。おいたはずの本が別の場所に。もう一人の自分とのやり
とりを、リレーのよに連ねていく。
・三次元の狭い迷路を抜けていく。重力の方向が変わり、壁と床が入れ替わる。
・フィルムの中のよう。床に倒れる。起き上がり、穏やかに机に座る。
・スクリーンをおろし、内側に。ピンホールカメラを通して自身を投影。浮かび
廻る、よって離れて無重力体現。
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