＠新宿御苑前 シアターブラッツ(2008/7/30-8/3 7ステージ)
http://www.theater-brats.jp/
全自由 前売2800円 当日3000円
構成：ムロツヨシ 演出：本多力[ヨーロッパ企画]、永野宗典[ヨーロッパ企画]、
ムロツヨシ 舞台監督：金子晴美 照明：大久保尚宏(川本舞台照明)
音響：田上篤志(atSound) 映像：大見康裕 スタイリスト：伊賀大介
宣伝美術・撮影：鑓田鷹宏 演出助手：古田裕平、森桃子 制作：田村幸司
プロデュース：砂長義雄 製作：アッシュ・アンド・ディ・コーポレーション
出演：
本多力、永野宗典、ムロツヨシ ほか2名
・「社内恋愛」 脚本：内田けんじ
・「デッドメンズ・ハイ」脚本：ヨーロッパ企画
・「中小企業、開発部」 脚本：ますもとたくや
・「ガムシロ」 脚本：内田けんじ、ムロアツシ
2008/8/3(日)晴・猛暑 6:06-7:45PM(1'36)前方下手 客席満員(110?人)
客層：20才代中心、女性8割。
客入れ：整理番号を呼び出し、入場。桟敷1、緩いひな壇にベンチシート9列。
空席誘導あり。折り込みチラシ若干。パンフB5 1枚。スタッフ、作品名。
物販なし。カーテンコール1回3分。
シティボーイズショーにも出演のムロツヨシ・プロデュース公演。ヨーロッパ企画の
小柄で愉快な2人、映画監督やら作品をオムニバス。
舞台。グレーの壁にタイトルとか。テーブルなど持ち込み式。
お話。「社内恋愛」いまやストーカーの男（永野）は恋人の相手（本多）を呼び出し
、キレろと要求。うざったい友人（ムロ）が口出し。ところが男達はとんだピエロで
「デッドメンズ・ハイ」同級生に連続殺人。成仏できない彼らは訳がわからず考え
ちゃったり、どうでもいいや遊ぼうといったり、なんかハイな状態で楽しそう。
「中小企業、開発部」仕事をしない開発部、転籍してきたやる気満々の新人（ムロ）
はがっかり。ところが凄い発明が埋もれていて。
「ガムシロ」「社内恋愛」のうざったい友人が再登場、時間と処は同じファミレス。
ミュージシャン仲間（永野、本多）は縁を切りたいがきりだせない、悩みを余所に
目をきらきらさせて、夢語りをしてうざったいリーダー気取り（ムロ）。
面白展開とキャラ芝居のオムニバス。意外性あるストーリーテリングが冴える内田
ゆうじ作品。中学生気分が抜けないバタバタ加減がばからしく、面白なさけない
ヨーロッパ企画作品。伏線とオチをこまめに拾い、笑いをまぶした ますもと作品。
通り一辺倒じゃないワンアイデアの物語をいずれも楽しむねこ。
機動力ある感情表現、さっくり土下座が清々しい（ていうのか変わり身の早い）
永野宗典。永遠の素人っぽさが魅力の本多力。良く表情が動いて、アニメの人気者
キャラみたいなムロツヨシ。生来の個性を活かし、脚本を膨らませたキャラ芝居が
相乗。
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