このロケーションの押上天祖神社境内にて。
＠業平 押上天祖神社境内 業平二丁目会館(2010/11/26-28 4ステージ)
http://oshinari.jp/?cat=69
全席自由 前売・当日 2000円
作:横井典子 演出:木村健三
スタッフ: 小橋豊、五十嵐ミナ、小高昭洋、由良アリサ
制作: 横井典子 主催: マシュマロ・ウェーブ
協力: 劇団唐組 業平二丁目町会 Music Babies Project
出演：
藤井由紀[劇団唐組]：看護師・笹川百里子
木村健三：死に髪
2010/11/26(金)晴 7:08-7:48PM(39)前方中央 客席ほぼ満員(30人)
客層：おじさんと美女数人。唐十郎と劇団員の姿あり。
客入れ：チラシ地図の通り、素直に押上駅B2出口を出れば1分。
適当に歩いてると見つからないかも(今回迷子あり）少々押して開演定時20分前から
受付開場。チケットの整理番号は無関係。平土間寄合所の半分に椅子2列＋長机に
座蒲団敷き1列。開演までボーイ姿のキムケンさんがドリンク販売。キリマンジャロ
ブラックコーヒー 5杯限定 10円。缶ビール、あつかん100円（安い）。
折り込みチラシ少々 パンフ A4 3つ折り。挨拶、プロフィール。
カーテンコール1回1分。
唐組ヒロイン女優・藤井由紀との2人芝居。原作舞台の浅草押上地区、スカイツリー
直下という借景上演。
舞台。入口に「切り萬次郎」の貼り紙。内はがらんと公民館のコンクリート土間。
椅子のみのセット。
お話。看護士崩れの百里子、浅草の風俗店廃業後も「患者」達に「治療」を施すが
それも最後を迎え。失意の内に見たのはスカイツリー。父から聞かされたアフリカの
バオバブの樹、その下にあるというオアシスを思い起こし。ざんぶと大川に飛び込み
目指すが、気がつけば床屋「萬次郎」の前。出迎えた「死に髪」男に施されながら、
亡き父と自身の運命を知る。
藤井由紀、輝く魅力にメロねこ。軽く狂っている人特有の一途さ、情熱をもって、
まばゆい演じ。もうご飯三杯はおかわりできる美味しさ。照らし出して、現実の悲嘆
死の恐れを一時忘れさせ。だからラストの暗転も逝きて活き。共演のキムケンさんが
注ぐやさしい目線も○。また、公演以前に、スカイツリー直下の神社というロケー
ションがよくぞ選んだなマッチング。非日常な日常、神社の氏神さんも楽しんだよし。
この2人で第2弾を希望ねこ。
このロケーションの押上天祖神社境内にて。
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