＠三軒茶屋 シアタートラム(2012/2/23-3/4 13ステージ)
http://setagaya-pt.jp/
全指定 前売3800円 当日4300 円 2/23,29 3500円 24歳以下2800 円
世田谷区民3700円 劇場友の会3500円
作・演出：蓬莱竜太 美術：伊達一成 照明：森脇清治 音響：今西工
音楽：上田亨 舞台監督：保坂康幸 衣裳：坂東智代 宣言美術：西山昭彦
制作：神野和美 制作協力：Habanera 企画製作：モダンスイマーズ
提携：公益財団法人せたがや文化財団／世田谷パブリックシアター 後援：世田谷区
出演：
[峠で暮らす者達]
石田えり ：ヒサノ(母)
古山憲太郎 ：コロク(長男)
宮崎敏行 ：シンタ(次男)
斎藤ナツ子 ：タケ(長女)
[マタギたち]
千葉哲也 ：オド
松永玲子[ナイロン100℃]：鈴（スズ オドの女房）
粟野史浩[文学座]：清司（セイジ）
[里の者達]
小椋毅 ：犬井（イヌイ）
西條義将 ：三座（サンザ）
佐藤めぐみ：椄美（ツグミ）
2012/3/2(金)小雨 7:31-9:31PM(1'59)前方中央 客席ほぼ満員(220人)
客層：20-30歳代中心に幅広く。男女半々。
客入れ：B最前の通常客席。折り込みチラシそれなり。パンフ ざら紙体裁 B4
二つ折り。挨拶、配役、スタッフ、予定。次回公演 11/7-14「楽園」再演＠
吉祥寺シアター。物販なし。 カーテンコール1回1分。
1年半ぶり新作劇団公演。
舞台。靜かな美術。キューブリックに図形化されたモノトーンの深山渓谷、沢地。
背景に墨絵の山と森。左右は柱に描かれ。峠は階段、沢と高台は重ねた平板で
摸され。
お話。山里が巨大な人食い熊に襲われる。マタギを中心とした討伐隊が峠にくると、
自給自足で暮らす親子がいた。根城にと家の明け渡しを願うが断固として拒絶される。
自分達を熊は襲わない、里のことは関わりが無いというのだ。いさかいの裏にある
いわく因縁が浮かんできて。
人食い熊が引き起こす、野生と人のドラマシリーズ第一弾。無為も無慈悲な自然と
小さき人間の美醜をダイナミックに描く今回。持ち前の骨太な文体、台詞が心地良く
、惨禍を描いてもなお大らかな気持ちになるねこ。劇画とばかり、メリハリやデフォ
ルメがほどよく効いたキャラぞろい。役者達が闊達に演じて、ますます旨し。
第2弾が楽しみねこ。
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