＠渋谷 PARCO劇場(2014/11/01-30 34ステージ)
http://www.parco-play.com/web/
全指定 8500円 プレビュー公演7500円 U-25チケット6000円
＠名古屋 名鉄ホール 12/4-7
＠福岡 福岡国際会議場メインホール 12/9
＠大阪 森ノ宮ピロティホール 12/11-21
＠松本 まつもと市民芸術館 12/25
＠広島 広島アステールプラザ大ホール 12/27
作・演出:三谷幸喜 美術:堀尾幸男 衣装:ワダエミ 照明:服部基
音響:井上正弘 演出助手:大江祥彦 舞台監督:藤崎遊 制作:藤井綾子
プロデューサー:毛利美咲 製作:山﨑浩一 企画製作:㈱パルコ
出演:
長澤まさみ：紫式部(人気若手女流作家)
斉藤由貴：清少納言(大エッセイスト)
？：バーテンダー
2014/11/04(火)晴 7:02-8:46PM(1'44)後方中央 客席ほぼ満員(450人)
客層：大人中心、男女半々。
客入れ：ロビーは花盛り。折り込みチラシそれなり。パンフなし。
物販。パンフ A4ハードカバー 2000円。ポスター1000円/500円。
カーテンコール2回。
三谷幸喜新作。初の女性2人芝居。
舞台。ホテルのバー設定。飛行機の翼型のカウンターに黒いスツール４。上手に
2人掛ソファとテーブル。モノトーンの美術に、鮮やかな緑(清少納言）、紫(紫式部)
のドレスが映え。
お話。時代を代表する女流作家2人が選考員を務める新人文学賞選考会、その前夜。
新進気鋭の作家を呼び出したベテラン作家のその訳は。含むところ多いベテラン
と、つみどころなく意地悪な物言いをする新人。舌線はやがて隠された真情や、
作家の業に及んでいき…。
いけ好かないけど、魅力的なキャラ芝居が面白いねこ。人間が小さいけどプライド
固持の大作家、天才肌でストレスフリーな新人作家と結構世間的に面倒な人達。
パワフルな新人のはみ出しぶりに、おびやかされるベテランの空々しい攻防戦が
くすくす笑いを誘い。後半につれ、一歩踏み込んだ内面や関係性が現れ、異なる
才女キャラ達を一層魅力的にみせ。酒は体を現すとよく呑む2人、酔っても(酔って
ない？）冷静なとこも作家の性かしらん。