＠京都四条 京都芸術センター フリースペース(2015/1/16-18 4ステージ）
http://www.kac.or.jp/
全自由 前売 一般3000円 学生2500円 18歳以下2000円 当日各500円増
振付・演出：坂本公成 演出助手：森裕子 照明デザイン：藤本隆行 作曲：山中透
舞台監督：渡川知彦 音響：四ノ宮基貴 舞台：渡川組 宣伝美術：松見拓也
制作：大藪もも 共催：京都芸術センター 主催：Dance & Environment
（一般社団法人ダンスアンドエンヴァイロメント）
平成26年度トップレベルの舞台芸術創造事業
出演：
森裕子、佐伯有香、合田有紀、野村香子、渡邉尚
2015/1/17(土)晴 6:06-7:03PM(56)中央中段 客席ほぼ満員(80人)
客層：学生と中年層、平均20才代後半かな。女性過半数。オシャレな人多め。
客入れ：開場時数人。ベンチ2、通路、椅子3列。折り込みチラシそれなり。
パンフ A5 3ページ。挨拶、プロフィ-ル。物販。関連CD。カーテンコール2分3回。
サブテキストには三好達治による詩「灰が降る」を使用、核の問題、文明が孕む
問題を意識した作品とか。高レベル放射性性廃棄物の貯蔵施設をもつノルウェーにて
現地ダンサーにて2012年初演。国内外で上演後、今回カンパニーダンサーにて京都
初演。
舞台。ピット・プール状劇場をそのまま、海と地底とも見立て（かな）。
構成。・脱衣(肌色下着)のパフォーマ、客席から現れ。キャンドルライトをもち、
呟きながら舞台上。
・無線、ラジオ（三カ国重なる）、潮騒。寝ころび。茫洋とした一面にストロボ、
やがてパニック音響。横に等間隔にスポットにパフォーマ。歪みをかけながら横転。
ノイズが沸き、立ち上がり、傾いで崩れる。腹ばいで前進。
・赤色の一面。ストロボ。引っ張られるようにして後退。後方、片足をあげて
でんぐり返り。起立、両腕を真横にあげる、後退。赤色の灯り。屈託して回転。
・再び横並びで逆立ち、足が揺れる。ブリッジ、崩れてうつ伏せ、立ちかける。
次第に早間になり、前後の移動を繰り返す。
・スポットに逆立ちのまま。床に緑の一面が広がる。後退、シャツとパンツをはく。
一面薄明かり。すーと動いて、回転、崩れの繰り返し。ストロボ。傾ぐ、立とうと
して崩れる。立ち上がり、上体を傾げ。体育座り〜仰向け。
・無音。引いていく男女2組、残る1人。女性3人上手側立ってスポット。一人は
男性を下敷きに起立。ラジオ、無線 三カ国語から「大切なものはごくわずか」
「間違っている」「確実に」「ねばならない」などが断片が聞き取れ。座って
ポーズを変える。女性２人が奥の闇に消え、一人残る。暗転。
煉獄？、それとも地獄なのか、否応なくなすがまま。覆水盆に返らない、流され
続けていく連綿。逆立ちはビルや工場、原子力発電所の排気塔？。崩れても何度も
起立しようとする試みが胸を打つ。超スローでかっちりとした動きを繰り出す、
ダンサーの鍛えられた身体○。流されても無言の意志、生命力の潜みを強く感じ
させて感動ねこ。
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