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 原田郁子×マームとジプシーリーディングライブ
 「あらためまして、はじめまして、ツアー『cocoon no koe cocoon no oto』」

 @橋本 杜のホールはしもと・多目的室(2015/04/27 1ステージ)
 http://hall-net.or.jp/02hashimoto/
 全自由(整理番号付)1500円
  @豊橋 穂の国とよはし芸術劇場PLATアートスペース 4/16
  @新潟 りゅーとぴあ スタジオA 4/16
  @池袋 東京芸術劇場シアターウエスト 4/28
  @沖縄 パン屋 水円 4/30
  @山口 山口情報芸術センタースタジオA 5/3

 原作:今日マチ子 作・演出:藤田貴大
 音楽:原田郁子(クラムボン)
 出演:青柳いづみ、原田郁子

 2015/04/27(月)晴 7:35-9:13PM(トーク9/40/ト15/31)前方中央 客席8割?(100?人)
 客層:20才代中心に女性7割。
 客入れ:平床に椅子千鳥配置9列。後方に空席。折り込みチラシ数枚。パンフなし。
 物販。本公演チケット。関連書籍など。カーテンコール1回。

 今夏の再演に先立つ、小規模ツアー公演。
 舞台。中央グランドピアノと下手ギターに原田さん、下手機材机に藤田さん、
 センターマイクに青柳さん。それぞれの頭上に裸電球灯り。
 構成。まずゆるやかトーク。藤田さん30才誕生日兼クラムボン20周年記念のケーキを
 プレ。劇場からは新潟の純米酒。音出しとか、藤田さん本人にやらせて使う女性達。
 桜美林大学も近い橋本は知っている町だが、藤田さんはいい思い出がない、トラウマ
 の町とか。30才はどうですか>朝食にあん肝を食べてたら旨かった、そんな朝>
 原田 塩分は控えないと。

 いきなり物語に入り。青柳さん演じる女子高生の1人語り、背景にマチ子さんイラスト
 と藤田さん、潮騒、轟音ノイズらSE。そしてほぼ全編原田さんヴォーカル重ね。
 客席内も散歩とめぐり。

 いきなりトーク。藤田。再演を前に音を探す旅。初演では舞台を見たマチ子さんが
 続きを書いたり、アップデート。千秋楽を終えても書きたいことが書き切れて
 いない。
 原田。現実に吸い込まれていく、繭で守られていく主人公達。客席のお客さんも
たった3cmの隣の人とも繭をつくって離れている。
 藤田。繭の表現には嫉妬した。今はグニャグニャした時間を過ごしていて、
 それも大切と思う。
 青柳。でも毎回歌は変えてる(セットリストは毎回変えてる)
 原田 演劇と音楽、役者と本人の境界があいまいになる。戦争のこととかお爺さんに
 聞きそびれてしまった。70年は遠いようで遠くはない。サウナマニアの原田さん、
 藤田さんを巻き込んで、サウナについて熱く語り。水風呂とセット、体に繭ができる
 とか。

 物語に戻り。青柳、原田2人で客席通路をスキップで歌い巡り。海外へひた走る語り
 手を延べるが届かない。後ろ向きになる青柳さん。落ちる少女達の映像。

 『cocoon』の魂魄、物語性は抑えて、現実と私を巡る心理ドラマとし。青柳さんが
 背中で魅せてくれ。原田さんのライブ歌唱が全編、青空に一人きりと沁みるねこ。
 

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