＠松本 まつもと市民芸術館 特設会場(2015/07/17-26 9ステージ)休演7/21
http://www.mpac.jp/
全自由 一般5500円 U-25 2500円 中学生以下1000円
構成・演出：串田和美 音楽：coba サーカス・アドバイザー：ジュロ
照明：齋藤茂男 音響：市来邦比古 ヘアメイク：野口範子 舞台通訳：加藤リツ子
演出助手：長町多寿子 舞台監督補：坂口剛 舞台監督：横沢紅太郎
制作：田中美樹。牛山直美 プロデューサー：小川知子
主催:（一財）松本市芸術文化振興財団
助成:平成２７年度劇場・音楽堂等活性化事業 後援:松本市、松本市教育委員会
企画制作:まつもと市民芸術館 http://www.mpac.jp/event/drama/10991.html
出演：
高泉淳子、大森博史、小西康久、内田紳一郎、片岡正二郎、秋本奈緒美、串田和美、
近藤隼、佐藤卓、細川貴司、下地尚子
ミュージシャン：
coba、大熊ワタル、花島英三郎、ギデオン・ジュークス、熊谷太輔、杉山卓
サーカスパフォーマー：
ジュロ、ロラン、ロッタ、スティーナ、メリッサ、サラ、
金井ケイスケ、目黒陽介、宮野玲、ジェームス・ヨギ
2015/07/20(月祝)猛暑 2:00-5:00PM(60/休20/97)ホールより 客席満員(300人？)
客層：未就学児童〜じじばばまで、町内会な幅の広さ。
客入れ：搬入口側から先着順整列入場。身軽なようクローク推奨。ならばチラシは
終演後配布にしてほしいところ。搬入口〜「空中マルシェ」で種々物販。cobaさんの
オリジナルカクテル300円とか、パフォーマが手売り。芝居小屋「いがぐり小僧」
3分100円上演等アトラクションあり。お菓子以外もカツロール、フランクフルト、
トルティーア等フードあり。パレードについて入場。舞台上「ホール」と俯瞰する
座席6列。椅子は人生に疲れた人用(笑）とか。パンフ 新書版サイズ冊子。
4:57PMカーテンコールとも終演。マルシェで挨拶して5:00PM終了。
今年3回目の松元オリジナル作品。通常と違い、搬入口から入る非日常、現場感が
まず楽しく。
舞台。サーカス小屋の内外、屋台村と円形の客席ボーダレスステージ。
構成。いくつかの物語、音楽と大道芸、サーカスの祝祭パノラマ。空中ブランコ乗り
の娘に恋した兵士はいつしか縄ばしごをのぼり。怪力の男は恋しい娘と結ばれるが
才能故に悲劇が起こる。鼻に止まった蝶を大事とトリオで行動する男達、捕虫網を
もった少女が狙う。サボテンのロードムービー風音楽劇。終わってしまったらしい
世界、2人の詐欺師の逃走先の一軒家には待ち続けている老婆。
そんな物語に、パフォーマンスの多彩。初参加の高泉淳子は「ア・ラ・カルト」で
遊び心あるジャズナンバーを唱い、秋本奈緒美は麗しくミュージカルナンバー。
cobaは冒頭から、熱いセッションで客席を一気にほぐす。アクロバティックで
華のある女性達による空中パフォーマンス。ジャグリングも一歩先を行く技をみせ、
自転車の曲乗りも常人ならざるもので客席を沸かせと。
醒めてみた夢の景色のようでな素敵。散りばめられた物語は達者な役者の演技、
そして自らの歌唱、演奏で充足感高く。客席もよく反応してライブ感たっぷりと
楽しいところ。孤独な自分ではあるけど、それも他人、恋する人があっての存在との
心持ちの共有が感じられもし。サーカス芸はまさに正夢、理屈じゃなく心浮き立つ
ひとときの素敵さ。屋台村はパーフォーマと軽くおしゃべりもできて○、だけど
狭い場所に人多すぎ。もうちと工夫してほしいねこ。
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