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　ムニ「カメラ・ラブズ・ミー！」「須磨浦旅行譚」

　＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場(2021/08/19-22 4ステージ)
　全自由 一般2000円　リピート割1500円

　作・演出：宮崎玲奈[ムニ／青年団]
　舞台監督：黒澤多生[青年団]　照明：緒方稔記（黒猿）衣装：坊薗初菜[青年団]
　制作：河野遥[ヌトミック]　主催：(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
　企画制作：ムニ、(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
　出演：
　南風盛もえ[青年団]：わたし（ミナコ）
　石渡愛[青年団]：マナカ
　藤家矢麻刀：松田

　2021/08/19（木）晴 2:02-3:21PM（1'19）中段上手　客席9割（20人）
　客層：20-30才代中心・男性8割。
　客入れ：開場時数人。感染対策。検温、手指消毒、連絡先カード。低めの椅子2、
　通常の2列。当日パンフ A4両面。物販。上演台本。カーテンコール1回後規制退場

　「カメラ・ラブズ・ミー！」「回る顔／真昼森を抜ける」と3本立ての内、
　2019年2月初演（明治大学校内教室）作、再演。
　舞台。美術、調度類なし。
　お話。事故死した高校同級生カナコ。在京のわたしは地元のマナカの車で地元の
　同級生男子に会いにいくことになる。須磨への旅程で二人はヒッチハイクの松田と
　出会う。ロードムービーのよう移ろってく会話劇。

　加飾取り除き、装うことなくも、豊かに景色を立ち上げ、心の動きを見せて素敵。
　観客の想像力を自然に引き出し、視線の先を思い描き、声で人となりや気持ちを
　伺わせ。登場人物達のミザンス、立ち位置と距離が言葉より雄弁と思えること多々。
　関係性の変化、親密度によりキャラを振られる松田の5態が面白く、味わい添え。

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