＠池袋 東京芸術劇場 シアターイースト（2022/02/18-03/06 15ステージ)
全自由（整理番号付）一般5000円 25歳以下4000円 高校生以下1000円
作・演出：藤田貴大
環境演出：小金沢健人 サウンドスケープ・音響：東岳志（山食音）
照明：南香織（LICHT-ER） 衣装：橘田優子（kitta） ヘアメイク：赤間直幸
舞台監督：原口佳子 アシスタント：森山香緒梨 宣伝写真：岡本尚文
宣伝美術：川名潤 特設WE Bサイト：伊藤眸
企画制作：那覇文化芸術劇場なはーと、合同会社マームとジプシー
主催：合同会社マームとジプシー
共催：公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場
助成：文化庁、公益財団法人セゾン文化財団
出演：
青柳いづみ：みなと
豊田エリー：つき（みなとの従姉妹）
山本直寛 ：いっぺい（みなとの弟）
召田実子 ：よしみ みえこ（祖母）、こずえ えつこ（つきの母）、こうじ じつこ
小川恵祐 ：けーすけ（いっぺいの幼なじみ）
鳥井由美子：ルーシー
又吉美輪 ：ジェペット
リマ冴羅 ；サラ
小金沢健人：灯台守
Prologue dawn
Chapler 1 water source/broakfast
lnterlude 1 pier
Chapler 2 waterless island/lunch time
Chapler 3 one the culvert/coffee time
lnterlude 2 cor
Chapler 4 uuder the ground/dinner time
Epilogue lighthouse
2022/02/18（金）晴 7:03-8:49PM（1'40）中段上手 客席ほぼ満員（130人）
客層：20-30才代中心に2世代。男女半々。
客入れ：開場時30人ほど。番号順に呼び出し。最前F列。当日パンフ B5 4ページに
写真1。物販。Tシャツ、関連書籍。カーテンコール2回後、エンドロールと映像投影
5分ほど。規制退場あり。
舞台。工房、作業場の一面。客先側に海に面した大窓がある設定。正面大スクリーン
に島の路地風景ら。両端の長机にキッチン用品。枠がある四隅が住居に見立てたり。
大きな巻ロールがいくつか。橋がかりにして作業台。床にクラフト紙ら端材。
裸電球、円鏡、モビールがいくつか吊られ。無指向性スピーカーから潮騒が広がり。
お話。沖縄本島から近い小さな小島。同級生の実家に久々集っての懐かしく美味しい
食事風景。追想はやがて世代を透かし、現代から近代のことへと。
マームとジプシーの集大成、最高作。リフレインする言葉と動作を繰り返し、
モザイクが晴れるようにかいま見えてくる今に生々しい過去、それがあっての今を
生きていく実感。いつはじまったか、いつ終わるのかわからない、続いていく世界を
描きおいて、胸に確かに落としていく。言葉と動作、照明音響と映像の五感に訴えて
くる協奏が素晴らしい。ちょっとした魔法のようで引き込まれてしまうねこ。
[月間一覧］