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＠四日市 四日市市文化会館第1ホール 舞台上舞台(2023/01/10-11 2ステージ）
全自由 一般2750円 U22 1100円 配信視聴2000円
作・演出：土田英生[MONO] 舞台美術・宣伝美術：田岡一遠
美術製作：小森祐美加 音響：山際一輝 照明：馬場祥 音楽：園田容子
演出助手：松本広子 舞台監督：山中秀一 制作：宮璃アリ、鄭慶一
出演：
渡辺啓太［MONO］：横須賀充（フリーター 神奈川出身・町外に住む）
松永渚 ：南かおり（パン屋 アオヤネケミカル建設反対派）
岡嶋秀昭：佐々木誠一（無農薬野菜農家 アオヤネケミカル建設反対派）
宮璃アリ［少年王者舘］：佐々木真知子（誠一の妻）
中村栄美子［少年王者舘］：丸山祐未子（真知子の姉）
土田英生［MONO］：丸山隆（祐未子の夫 アオヤネケミカル勤務）
マキノノゾミ：黒木要三（真知子、祐未子の父）
立川茜［MONO］：伊豆本絵里奈（かおりの友人 神奈川出身の移住者）
2023/1/11（水）収録 1時間30分
2017年 宮崎県立劇場プロデュース「板子乗降臨」を、四日市設定でリメイク。
舞台。木々（上部に見え）に囲まれた事務所。下手引き戸、事務机、壁に「アオヤネ
建設に反対する会」張り紙。中央階段一部、柱時計。上手半分に応接セット、窓。
お話。農村都市「樅ノ町」。町の有力企業である製薬会社が農地に研究施設拡充と
あって、少数の反対運動が起こっている。穏やかな活動だったが県外の男が参加した
ことが、地元の人間関係に亀裂が入り初めて。
ご都合・きれい事(神話)で済まない社会派題材の人間関係ぐるぐる群像悲喜劇。
地元の、暮らし、家庭内のしがらみですったもんだ。割り切れないやり切れなさ、
嫌らしさがシニカルな笑いを生み。加えて冒頭から匂いプンプンのリーダー誠一の
グループ内横恋慕。不倫だし望みなしとなると公私混同で手のひら返しするし。
クズも人間臭くていいなあ。岡嶋さんの熱演で一層。意外性ある魅力的な座組、
マキノさんのちょっと惚けた役者ぶり。少年王者舘 とくに宮璃さんの堂々の
ストレートプレイなど、ここならでわの楽しさあり。
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