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＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場（2023/11/9-19 12ステージ）
全自由 前半割引 一般4000円、一般4500円、25歳以下3500円、18歳以下1000円
当日券 各500円増
作・演出：宮崎玲奈
空間設計：中谷優希 舞台監督：黒澤多生[青年団]
舞台監督補佐：水澤桃花（箱馬研究所） 照明：緒方稔記（黒猿）
照明操作：伊藤拓[青年団] 音響デザイン：SKANK／スカンク[Nibroll]
音響操作：吉田山羊 衣装：坊薗初菜[青年団] 衣装補佐：南風盛もえ[青年団]
演出助手：伊藤拓[青年団]、新田佑梨[青年団] 宣伝美術：江原未来
制作：上薗誠、河野遥[ヌトミック]、星野花菜里[コンプソンズ] 当日制作：青柳糸
「ことばにない」前編 撮影・編集：小宮山菜子
キャラクター：配役
山川紗代（先生、 戯曲を残して死んだ。 出てこない）
塩田朝美（紗代の教え子、 元演劇部、 かのこと仲が良い）：豊島晴香
野村ゆず（紗代の教え子、 元演劇部、 現在も続けている）：ワタナベミノリ
高倉かのこ（紗代の教え子、 元演劇部、レズビアン）：巻島みのり
宮地美緒（紗代の教え子 元演劇部 ゆずと仲がいい）：浦田かもめ
吉井花苗（かのこと付き合っている、レズビアン）：和田華子[青年団]
浅田春 （朝美のパートナー）：石川朝日
山川雄也（山川紗代の一人息子）：黒澤多生[青年団]
山川美由（紗代の姪、議員、美しさを大切にしている）：田島冴香[FUKAIPRODUCE 羽衣]
山川紗枝（紗代の姪、美由の妹）：古川路[TeXi's]
吉本野江（ゆずの演劇繋がりの友人）：南風盛もえ[青年団]
安川陽 （野江の学生時代の先輩、ワークショップを行う）：藤家麻刀
亡靈 ：古川路
学芸員：黒澤辰夫
ゆずの叔父：藤家矢麻刀
獣1 ；豊島晴香、藤家矢麻刀、ワタナベミノリ
美由の父親：石川朝日
美由の母親：南風盛もえ
獣2 ：石川朝日、浦田かもめ、黒澤多生、田島冴香、豊島晴香、南風盛もえ、
藤家矢麻刀、巻島みのり、ワタナベミノリ
春の会社の社員：黒澤多生、ワタナベミノリ、田島冴香
絆の会の会員：石川朝日、浦田かもめ、豊島晴香、南風盛もえ、藤家矢麻刀、
巻島みのり
ゆずの母：田島冴香
ゆずの父：石川朝日
物語選考委員会：石川朝日、浦田かもめ、黒澤多生、田島冴香、豊島晴香、
南風盛もえ、藤家矢麻刀、古川路、巻島みのり、ワタナベミノリ
参考文献一覧
「ハッピーアワー」濱口竜介
「エンジェルス・イン・アメリカ」 トニー・クシュナー
「「レズビアン」である、ということ」 掛札悠子
「二重言語国家日本」石川九橋
「結婚式のメンバー」 マッカラーズ
「感情天皇論」大塚英志
2023/11/11(土）曇 11:01-3:28PM(97/休10/81/休12/66)上手後方 客席8割（35人）
客層:20-30才代中心、男性過半数。
客入れ:感染対策 手指消毒任意。開場時15人。クッション追加椅子6列。
当日パンフ A5 3ページ 2枚 相関図付き。物販。上演台本（三冊） 2000円
前後編とも4000円ほか。カーテンコール2回。
昨年に続く後編、4時間半に及ぶ上演。
舞台。正面壁、上方に円形の鏡、舞台面の役者を映し。「破片」が上下〜床面ぐるり
に四散。裏返っておかれ、出演者が裏返して鏡面をみせ。
お話。高校演劇部の同級生、今も上演を続けている友人4人。顧問の先生が亡くなり
上演を託した台本草稿を息子から渡されてな前編に続き。レスビアンの女性を中心、
ありのままに、好きを好きといって生きていく、それぞれの願いと辛い現実を描く。
日常という物語、それぞれのままならない袋小路とその先を細やかに描き。現代口語
の会話劇に劇的な演出を加えて、心象を強く印象づけ。人生の意味を演劇の意味、
役割に重ね。その功罪、前者が集い交わすこと、人間肯定、自由の素晴らしさ、
後者がそれをよしとしない体制？因習？として表し。後者をこれほどまでに描いた
舞台はあまり見たことがなく、後編ではより人間と演劇を信じたい思いが前面に
でていて、胸を打ち。吉田山羊さんとのドキュメントな野外劇では気がかりだった
けど、勝手に安堵するねこ。
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