猫のホテル「かまってくれよ」
＠駒場東大前・こまばアゴラ劇場 (1988/5/27-31 6ステージ)全自由前売2000当日2300
原案：池田鉄洋 作・演出：千葉雅子
出演：中村まこと、市川しんぺー、森田ガンツ、佐藤真弓、池田鉄洋、いけだしん
村上航、北村さおり、戸村麻衣子、菅原永二、千葉雅子、今林久弥（双数姉妹）
1998/5/31(日)晴れ 2:05-3:35PM 前方より 客席満員(90人）
客層：20-30才代中心におじさんまで。女性過半数。
客入れ：当日券。販売開場10分前から。そうならそうといってくれれば、しばし待
ってた私達。10人ほどなのに、わざわざ階段に並ばせるのも？。
舞台。高低四角柱をぐるり円周上配置。下手に階段ブロック。みんなグレー。
お話。北のスパイ・ラビ（市川）は日本の公安警察・西原（中村）を拉致、自白を
迫る。それは自分の消し去られた記憶を補間するためだった、ですか終わってみれ
ば。潜伏中の奇天烈な彼らの有様が主内容。どかちん工事現場のやかましいおやじ
少女漫画家の愛玩物・麗しJUNE状態ってしらない？、トーマよお前もかな美少年、
公安の脂ぎった役人、国民的アイドルグループとか。
最近作じゃ、見た目の面白いさ一番。生活や通常エンゲキ仕様に不必要な胡散臭い
キャラクタと段取り◎。生理に直感できるとこが○。器用な役者芝居が楽しいねこ
しつけえ土方おやじの喧し過ぎるつっこみ、麗し美少年達の潤んだ瞳、公安の怪し
いつうよりは虫類な気持ち悪さ、とか。これで話の展開、作り込みに役者に負けな
いメチャさ、濃さがあるともっと○だけど。
役者。男優が特濃なのは相変わらず。今林おぼっちゃまの美少年ソフトフォーカス
顔が危険で○。女優じゃ、佐藤さんが相変わらず器用に役をこなして○。もうちと
バリエーションほしい気もするねこ。
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