ナイロン100℃ SIDE SESSION #7
「イギリス・メモリアル・オーガニゼイション "Igilisu
Memorial Organization（原文のまま）」
＠代々木・フジタヴァンテ (1998/12/10-13 6ステージ)
全自由前売り2900当日3100
音響：水越佳一 照明：関口佑二 舞台美術：福澤論志 衣装：木村猛志
振付：佐藤美紀 アニメーション原画：新谷真弓 舞台監督：山田美紀
作・構成・演出・出演：大倉孝二、峯村リエ、村岡希美、ブルースカイ
ゲスト：入江雅人(12)、大堀こういち(10)、みのすけ(11,13)
1998/12/12(土)晴れ 2:40-4:25PM(1'45) 桟敷後方より 客席超満員（220人)
客層：20才代中心、女性過半数。
客入れ：椅子席４前方６列桟敷。荷物預かり、客席誘導積極的。上手橋に予備スペ
ース用意、今回はそこも一杯なり。携帯注意がほぞぼそとあり。
ケラ抜き、大倉さんら役者中心の企画公演。猫ニャーのブルースカイが役者とし
ても参加。
舞台。中央、黄色と深緑のストライプのドアだけドア、下手に同一配色の階段。
お話。主な進行は下記参照。イギリス、万里の長城に匹敵する長さをもつ超巨大ア
パート。そこで起きる連続殺人事件。ベッカム警部補（大倉）と、犯人像を好みで
つくるプロファイラー（峯村）は捜査を開始。そして探偵（ブルースカイ）もまた
独自に捜査を。やばい計画を「立てたい」やつらと赤べこが謎を振りまくのをよそ
にして、殺人はエスカレーションしていくのだったが。
予想通りの「面白さ」。へんてこな会話ねたばかり。横道にいったきりエスカレー
ション、また尻切れとんぼだったり、ずれ具合がブルースカイらしい。給水所とか
の不条理会話は別役実を彷彿としたりも。衣装は全身バーバリへんなとこに
ファスナーとかな、普通そうで変なこれもずれたもの。役者キャラは魅力発揮しまくり。
ぼーぜんとしてる表情がなんともおかしい大倉さん、クール顔でおまぬけな、村岡
さんとか。だけど、なんかひと味足りず、笑いに結びつかない。いまいち。芥子が
ないソーセージみたいな。全体おおうまったりさがいけないのか、もったいないと
思うねこ。
主な進行
・村岡、ドレス姿で客席からボサノヴァ歌いながら舞台。ディナーショー。気が利い
た会話基調ですっとこどっこいＭＣ。ブランデーグラスにはなぜかうどん。うどん
好き、そばは嫌い。でも大盛り好き、大盛りそばなら好きと大盛り好きをアピール
子守唄、おらあ東京さいくだの途中で停電。悲鳴。
・新谷真弓の線画コマ落としアニメで役者紹介。
・超大型、今も建設中をスライドで説明する、探偵。
・警部補とプロファイラー。ディナーショーの最中に殺人。プロファイラーの分析か
とおもったらお使いメモ。子供っぽい博士の助手も子供っぽくて。プロファイル結
果は、犯人は髭面の未亡人、おまけに4番でサウスポー。なるほどそれは人気者だ
わ、ってなにが?。犯人は警部補だーでおちつき。
・階段を降りるコートの主人公達ビデオ。
・テーブルに赤べこ。黒コートの怪しい人達。Xmasイブのやばい計画の相談。って
そもそも計画のことまで話しがいたらず、形から入ることにこだわって堂堂巡り。
結局、反射神経を鍛えることが結論。
・マラソンの給水所、コップ2ケ。可笑しいという村岡、3ヶ月はまってるのに誰も
こない。えーそうなの?。コップ空だし。もめるけど意味のない、会話の往来。
停電して、悲鳴。
・警部補とプロファイラー。鳴る電話をとってそのまま置くプロファイラーにええ?
犯人はべつものにしましたと新たな犯人像を創作中。犯罪者になりたい自白女・
村岡来訪。ねこ叩いたんですけどとか。プロファイリング。３等身、お茶濁してみ
てとか演技させる。探偵来訪。新たな犯人像は眼鏡でしたとプロファイラー得意顔
自白女、探偵に一目ぼれ。停電、自白女の悲鳴。
・反復横とびとかする人達ビデオ。
・怪しい計画をする人達。赤べこ大型化。やたら、いかれてるぜと言われる大倉は、
ほとばしるぜ、とかいいながらしたり顔、なんなんだか。武器調達が結論。
・花屋、入江店長。探偵が一番高価な花を買いに。それはチベットの珍しい花、でも
売約済み。それ以外はただです。お兄ちゃんは安売り王〜と弟妹登場。だから貧乏
なんだ、と嘆きもする弟妹。花屋兼自分自身の借金取りをバイトをしている店長の
いかれたひとり応対が延々。
・淋しい子供がいない、老人夫婦。捨て子の外にメッセージカードには100歳です。
なんか2人＋２で手拍子をリズムに踊る。→曲つけて踊る。
・病院。医者・大倉は手術をいやがる女・村岡に困り顔。大工が手術、それも初めて
しちゃいけないのか。死ぬきでがんばれ、俺も殺す気でやる。あれれへんか?。院長
は大工見習だし。大工ばっかり。結局、女は大工になる決意をして外に出る。探偵
は妹・でていった女を見舞いに。慌てて女と探偵である兄の振りをする医者達。停
電、探偵以外殺され。
・被害者急増。なんか怒ったり、許されたりする警部補とプロファイラー。
・断片的シーン連続。いまのはダイジェストでお送りしたとスライド。
・怪しい計画をする人達。赤べこは一抱えじゃおさまらない大きさに巨大化。テーブ
ルには珍しい花が。また明後日をむいた会話。
・こじゃれた音楽のバー。探偵は、犯行現場に必ずあった土の分析を依頼した友人の
学者・村岡とあう。遅れちゃって、バイクでこようとしたけど、乗れないからだめ
とか?ずっこけないい訳する学者によれば、チベットの珍しい花のあるところしか
ないと。安売り王の文句をこじゃれた歌にさしはさむクラブ歌手のＢＧＭ。花屋と
のやりとりを回想した探偵は店を飛び出して。
・ここでタイトルクレジット（だったかな。）
・怪しい計画をする人達。Xmasくらい計画はわすれようとかいいながら、ラジオでデ
ィナーショー。停電。悲鳴。明かりがつくと、巨大赤べこが戸口をでていこうとし
ていて。
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