ナイロン100℃ 23rd SESSION「フローズン・ビーチ」（再演）
＠大阪上本町 近鉄小劇場(2002/8/2-4 4ステージ)
http://www.kintetsu.co.jp/theatre/
全指定 前売4800円 当日5000円
＠新宿 紀伊國屋ホール 7/12-28 18ステージ
＠滋賀8/9 仙台8/14-15 大分8/18 新潟8/24 茨城8/28 東京多摩8/30
作・演出：ケラリーノ・サンドロヴィッチ
舞台監督：福澤諭志＋至福団 舞台美術：加藤ちか
照明：関口裕二[balance,inc.DESIGN] 音響：水越佳一[モックサウンド]
スタイリスト：久保奈緒美 映像：上田大樹[INSTANT wife]
演出助手：山田美紀[至福団] 宣伝美術：雨堤千砂子[ワゴン]
宣伝写真：中西隆良 制作：花澤理恵
協力：キューブ/オフィス、'S/パパドゥ 企画・製作：(株)シリーウォーク
出演：下記
2002/8/4(日)晴れ 1:06-3:24PM(2'15) 中段より 客席ほぼ満員(400人)
客層：20-30歳代中心、男女半々。総じて学生っぽい層が多い印象。
客入れ：当日券不明。補助イス、立ち見はなし、ぽつぽつと空席あり。初演同様に
開演前ジョーク映像のまじＣＭあり。NO ART…の温水氏情けない台詞で遊び。
折り込みパンフ。Ａ４ 裏表。配役、スタッフ、予定掲載。物販。パンフ(A5版
56ページ 浮き輪部分に工夫のカバー付き 1300円) 作品について、女優座談会、
女優Q&A、林あまりほか寄稿、なぜか、KERA×深津絵里対談収録（来年出演？）、
きれいな写真、と充実お買い得。ほかTシャツ（3色、3サイズ）、コットンバッグを
販売(値段失念)。
カーテンコール3回と熱心な客席。KERAさんも2回目から。全員座位で礼。また来年
きまーす、と一言挨拶して引っ込み。
98年初演 岸田賞受賞作、オリジナルキャストで再演。
舞台。南仏あたりにありそうな、漆喰の別荘リビング。正面バルコニーが海（カリ
ブ海）に張り出してる設定。
お話。南海の孤島、リゾート開発が勃興、とん挫。日本人事業家の娘の別荘に8年に
一度集まる女達。実業家娘の妹への殺人に始まり、女達の運命はなんかねじ曲がって
いく。
奇天烈も、まじめ顔。ちょっと困っちゃうねこ。ミステリーな進行も、終盤近くに
自爆。マジックリアリズムまじりに、なにがなんだか物語に。思わせぶりの非現実感
と、登場人物のすんげえ生っぽい感覚（憎しみ、衝動と理性とか）がごっちゃ。
その居心地の悪さがおもしろいねこ。でも、なんか型に囚われて、奔放でいい意味
いい加減なケラの魅力少。再演もこまっちゃうねこ。まるで復刻版のように初演と
同じ印象もラスト若干改訂。覚悟の人間がわけわからん準備してるよに。その緩さ
加減に、意志強くありながら流されてしまう悲喜劇がみえ、ふーむねこ。
役者。松永さん。湿った痛々しさがよく伝わり、巧し。犬山さん。一番年を重ねた感
あり。今江さん。印象変わらず、もっと舞台にでてほしいねこ。峯村さん。喉大丈夫？。
初演 再演
15th SESSION 23rd SESSION
1998/8/15-25 2002/7/12-28
12ステージ 18ステージ
紀伊國屋ホール ←
前売り4000円 4800円
上演2'15 ←
照明：関口祐二 ←
美術：加藤ちか ←
出演：
イチコ ：犬山犬子 ←（市子）
チズ ：峯村リエ ←（千津）
アイ、モエ：松永玲子 ←（愛、萌）
サキエ ：今江冬子 ←（咲恵） モエ（シルエット）：斎藤可奈子 渡辺麻衣子（変わり身）
声 ：廣川三憲、小林高鹿 ？
［月間一覧］
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