Me&Herコーポレーションプロデュース 猫のホテル「ビルの中味」
＠下北沢 本多劇場(2002/10/6-14 11ステージ)
http://www.honda-geki.com/honda.html
全指定 前売4000円 当日4500円
作・演出：千葉雅子 照明：佐藤公穂 音響：島猛[ステージオフィス]
美術：斎田創[突貫屋] 大道具：夢工房 小道具：大川真由美[至福団]
衣裳：木村猛志、加藤真理茂[A.C.T.] 演出助手：則岡正昭 舞台監督：村岡晋
舞台美術：セリザワ啓二、富宇加淳 制作：那須みちの プロデューサー：山家かおり
後援：TBSラジオ 企画制作：（株）Me&Herコーポレーション
出演：
福本伸一［ラッパ屋］ ：伊原(大昭和興産 事業開発部）
佐藤拓之［双数姉妹］ ：海原(大昭和興産 営業企画部）
伊達暁［阿佐ヶ谷スパイダース］：芦田(大昭和興産 営業企画部）
弘中麻紀［ラッパ屋］ ：内田(大昭和興産 総務部）
宇納侑玖［ラッパ屋］ ：江藤(大昭和興産 営業企画部課長）
中村まこと ：根元(大昭和興産 人事部次長）
菅原永二 ：村越(大昭和興産 人事部）
池田鉄洋 ：永野（企業チンピラ）
市川しんペー：水谷(大昭和興産 営業企画部）
小村裕次郎 ：海原(大昭和興産 人事部）
佐藤真弓：ナカソネ（喫茶店「Lala」ママ）、タキコ（漁協組合長 行川・妻）、
チエコ（江藤・妻）
永井秀樹［青年団］：大前（警備員）、平（漁師）
森田ガンツ ：行川（漁協組合組合長）
いけだしん：田川（バイク便）、遠山（漁師）、美島（大昭和興産 総務部課長代理）
岩本靖輝 ：須田（バイク便）、門田(大昭和興産 人事部）
千葉雅子 ：フカミ（立ち食い蕎麦屋おばちゃん）、若山（大昭和興産 営業企画部）
2002/10/6(日)晴れ 3:09-4:58PM(1'49) 後方より 客席８割（300人)
客層：20歳代最多、女性過半数、庶民的に幅広く。
客入れ：当日券不明。最後尾数列空席。折り込みパンフ。A5 ４ぺーじ。配役、
スタッフ、予定掲載。次回公演。年越しと新春座長祭り＠スズナリ。
物販。パンフ(A5版 18ページ 500円）役者紹介、対談収録。
開演定時から5分間、あの時、携帯の電源をいれていなければ…芝居上演。
新卒社員だった頃、芝居がしたくてもんもんとしていた千葉雅子が、噂を聞いて
嫉妬をしていたという、サラリーマン新劇喇叭屋（現・ラッパ屋）役者との合同
公演。
舞台。◇の段々台が上手下手。角柱が周囲。机とか持ち込み式。
お話。合併吸収、された側の一部男子社員は冷や飯を食わされてるよな、嫌ーな
気分。もう、気分じゃ済まされないよ。会社に飼われている、なサラリーマン達を
バカ哀しく、過激に綴り。
お話平凡、役者特殊。千葉雅子らしい、小悪党が闊歩、青春の蹉跌な往時映画趣。
会社に隷属せざるを得ない、なとこが身につまされる（大げさ）サラリーマンねこ。
後半までエンジン掛からず、緩め展開。役者が走ってるだけに、転がらないお話が
もどかしいねこ。キャラ芝居は相変わらずの面白さ。キテル、猫のホテル。平凡こそ
良かれ、しかし熱を秘めた、ラッパ屋。善悪、強者弱者でくっきり棲み分けたので
わかりやすく、また持ち味を活かして○。
役者。伊達 暁。スーツが似合い。クールでいて、どこか危うげな様○。佐藤拓之。
真っ直ぐ。福本伸一、宇納侑玖。不器用ないい人を好演。弘中麻紀。ビジネスライク
な天真爛漫さがありげなＯＬ役○。千葉雅子。おばさんぶりをもっと見たかったねこ。
［月間一覧］
|