＠渋谷 Bunkamuraシアターコクーン(2004/12/3-1/30 65ステージ)
データは初回レポート参照。
六角慎司さん病気休演につき、七人の刑事を六人の刑事で上演と掲示
（でも、古田さん、開口一番うっかり「七人」…。むずかしいものだね。）
2005/1/29(土)曇 2:05-3:51PM(1'42) 1F前方中央 客席超満員(850？人)
客層：老若男女、結構若い世代(明星<>平凡がわからない)が多め印象。
客入れ：当日券は劇場前にがんばって列んだ順。昼の部終演頃、夜の部20人ほどが
床の段ボールに座り待ち。物販などは初回同様（大ポスターは復活せず）
カーテンコール4回4分、古田さんのサービスは控えめ。
前楽２回目観劇。役者は変わらず、懸命。甲斐あってか、遊びの中もアンサン
ブルはきりっと締まり、心地好し。青年スルメ・勘太郎のとどかない叫びは、無音
の場面も耳に残って、しみじみ浸みるねこ。
河の両岸、物干し台と母屋、鏡の表裏で、交感する男女達。近しいのに離れて
いるつう哀しい同時性。どうしようもない人の真実が、想像力を駆使して描く
あちらとこちらの物語からすっと浮かびあがり。あえて初演のままとした設定や
疾走する青春期から年を経た役者達ら 隔たりの印象も重なり、初回に
増して、味わい深くみるねこ。
役者。動きのきれいな男子やおじさん・勘太郎君に加え、浅野和之さんには
ほよよねこ。
［月間一覧］