＠天王州アイル スフィアメックス(2005/3/4-6 5ステージ)
http://www.tennoz.co.jp/index.html
全自由 前売り2000円 当日2200円 フェスティバル出場3劇団共通共通割引
チケット「パスポート」 3600円（マダムゴールドデュオは入園料のみ 含まれて
います）
作・演出：水谷圭一 舞台監督：海老澤栄、石戸谷郁生 照明 増田純一
音響：中村嘉宏[atSound] 舞台美術：仁平祐也 小道具：中島香奈子、當間英之
イラスト：ル・カバコ 宣伝美術：水谷圭一、畑田晋事 制作：山下千春
主催：ガーディアン・ガーデン http://www.recruit.co.jp/GG/
協力：スフィアメックス 機材協力：エープロジェクト
出演：
畑田晋事 ：腰巡不二雄(男子中学生 つぼみちゃんが好き）、マルガリータ・カリオ
佐々木幸子：腰巡不二子(不二雄が変身した女子中学生）
佐伯さち子：小豆畑つぼみ（女子中学生 美少女）
堀口 聡 ：宮野首（不二雄の同級生 親友）
菅谷和美 ：もも子（不二雄の同級生 友達）
山田桐子 ：小豆畑海代（つぼみの妹 小太り）
小山田花絵：小豆畑空代（つぼみの妹 成績優秀）
水谷圭一 ：じいちゃん（不二雄の亡き祖父）
2005/3/6(日)晴 6:06-7:15PM(1'09) 後方より 客席満員(55人)
客層：20歳代中心、男女半々。学生っぽい人結構。
客入れ：入場は番号順？。へそ状の花道の両脇に、ゆったり間隔で座布団桟敷6列
広々としてて○。なぜか下手が2枚、上手が1枚重ね。誘導適時あり。
折り込みパンフ。B5 2ページ。配役、スタッフ、挨拶、予定掲載。前の席の人は、
首が痛くならないよう体ごと移動して、後方花道をみてとか心配りあり。
関西公演5/14-15＠KAVC。
2年ぶりと、久々にみたねこ。
会場、舞台。たっぷりした空間に座布団席ぱらぱらの客席。背伸びがしたくなる
心地よさ。舞台急坂〜客席後方まで緑の花道、最後尾が広場に○。
舞台。木立の緑、石垣の上にお花畑な書き割りの額縁舞台。なんかは学芸会風
だけど、きっちりきれいにつくりこまれ。
お話。目が覚めたら女子になっていた男子中学生。あこがれの彼女ともあろうこと
か友達。元いじめられっ子、今美少女の彼女は本当の友達ができたとマジ歓喜。
好きな彼女に嘘をつくことが耐えられなくなった男子中学生。おまけに友達は
女子に変身した自分に横恋慕だし。
仕掛けた亡爺に相談しても、自分できめることって、そりゃそうだけど。そんな頃
、男子自分うり二つの転校生に彼女が一目惚れ。こんなことなら告白しておけば
よかったと悔し泣き。でも、浮気な転校生はあこがれの彼女を裏切り、一転転校生
（＝男子中学生顔）に憎悪爆発。
もとの男子にもどったら憎まれる、かといって、女子のまま騙すのはもう耐えられ
ない。真実を告げると彼女狼狽、男子の元をさってしまう。それからしばらくして
、女子二人で卒業式をと誓った日。男子に戻った彼に、あこがれの孤独な彼女は
手をさしのべ、お花畑で卒業式（BGM 風の谷のナウシカ 安田成美オリジナル）。
やさしさは見えない翼ね♪。 よかったね。
ごっご遊びをしたくなる面白さ。昔のマンガキャラに三等身の体。体全体を使って
のポージングと決まり文句（反復がポイント）。どこぞの方言、中学生風の舌足ら
ずさを加えて、くどさを素朴な愛嬌に転じ。演技演出は事細かく周知徹底され、
滅私奉公に演じる役者には感涙ねこ（いや、泣かず微笑）。
演技から生っぽい雑味をとったおかげで、見る者の体験やら共感をすっと重ねる
ことができ。ちと複雑な設定に浮かぶ、主人公達の単純な思い・孤独の不安、恋の
喜び にしみじみしちゃうねこ。ラストシーン、ナウシカの歌がほのぼのと、暖か
な感触を残してにんまりねこ。
役者。佐伯さち子。ぼっさりした妹ぶりが愛らしい。佐々木幸子。狂人演技＠毛皮
族と正反対の純朴さにほよよねこ。
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