＠新宿二丁目 タイニイアリス(2006/2/4-7 6ステージ)
http://www.tinyalice.net/
全自由(整理番号付) 前売2200円 当日2500円 平日昼 前売1500円当日1800円
作・演出：水谷圭一 舞台監督：海老澤栄 照明：増田純一
音響：中村嘉宏[atSound] 舞台美術：仁平祐也 衣装：菅谷和美、山田桐子
小道具：中島香奈子、畠山直子[白井劇団]、當間英之
イラスト：来ケシノ 宣伝美術：水谷圭一 制作：山田桐子、佐々木幸子
出演：
畑田晋事 ：右村（漫画家志望中学生、身頭野にちょっとコンプレックス）
加瀬澤拓未[ロリータ男爵]：身頭野（右村親友、同じく漫画家志望）
佐々木幸子 ：垂涎寺（右村ら同級生 勝ち気）
堀口 聡 ：手掴（右村ら同級生 意地悪）
白井暁子[白井劇団]：亮子（右村ら同級生 右村片思い）
菅谷和美 ：デンタク（身頭野原作漫画の主人公 商才がある少年）
山田桐子 ：タワラ（同上 農家の子で力持ち）
村井亮介 ：兄（右村の兄）
2006/2/5(日)晴 2:39-3:45PM(1'06)中段より 客席満員（90？人）
客層：20才代中心、男子過半数？。単独客と2,グループ客半々。
客入れ：開場定時頃にわかに人集まり(30人)、誘導始め。ｅ＋(60番まで)、ぴあの
順で入場。もぎり2人で効率化、荷物預かりの声かけあり。桟敷3、雛壇に座椅子4
の通常。釣り椅子サイズの座椅子をくっつけておいたので、桟敷より窮屈。着膨れ様
にはご苦労。折り込みチラシそれなり、パンフA4 3ページ。次回公演。4/15-23＠
アゴラ劇場 なんとなくクレアラシル（愛蔵版）再演。物販なし。終演後、
ｅ＋プレオーダー特典DVD私。カーテンコール1回1分。
短編映画DVD、チラシ画補完チケット特典付き前売りも好評、満員御礼の最新作。
舞台。後方高くドア。電信柱、車らはマンガ背景似の動く書き割りで登場、斜面が
展開して一面青空とか、仕掛けあり。
お話。とある地方都市に、漫画家志望の中学生男子二人組。一方が入選してショック
、合作を持ちかけられ、気を取り直したところで交通事故。なんと入選君の右手に
融合してしまう、ショック君。片思いの女子、入選君の彼女と触れあえるとスケベ心
でも、臭いの、気色悪いのと疎まれて、ショック再び。２人とも困り果てるも、
意外と簡単に分離。一安心もつかの間、右手なショック君は急速に衰弱。残してくれ
た合作半分漫画を完成する入選君。上京し、尊敬する漫画家に認められ励まされて、
２人の苦労は報われ。でも、共に喜ぶべきショック君は亡く、ほろり泪の入選君。
ファニーでシニカル、ほろ苦きキャラメル味。徹頭徹尾、藤子藤雄ワールド彷彿の
漫画キャラフォーム。子供がみてもわかりやすい楽しさも、奥深さあり。へんてこな
浮世離れ展開に、弱いものは死ぬな野生の厳しさを映して、苦み添え。そこら作劇
演技法を葬り去ったフォームは、一見お惚け顔も過激。でも、しっかりとナチュラル
に情感を滲ませ、感動させられる不思議。滅私奉公に、誠意をもって演技をする役者
達に好感ねこ。
[月間一覧］