＠下北沢 本多劇場(2006/4/7-30 29ステージ)
http://www.honda-geki.com/honda.html
全指定 前売5800円 当日6300円
＠大阪 IMPホール 5/4-6 4ステージ
＠松本 まつもと市民芸術館 5/9-10 2ステージ
＠広島 アステールプラザ 大ホール 5/16 1ステージ
＠北九州 北九州芸術劇場 中劇場 5/19-21 3ステージ
＠仙台 仙台市民会館 5/24 1ステージ
＠新潟 りゅーとぴあ 5/28 1ステージ
作・演出：ケラリーノ・サンドロヴィッチ
舞台監督：福澤諭志＋至福団 舞台美術：礒田ヒロシ
音響：水越佳一[モックサウンド] 照明：関口裕二[balance,inc.DESIGN]
映像：上田大樹[INSTANT wife] 衣装：前田文子 ヘアメイク：武井優子
振付：長田奈麻、峯村リエ
オープニング テーマ作曲：中村哲夫 エンディング テーマ編曲：伊藤ヨタロウ
歌唱指導：安澤千草、遠藤良太 宣伝美術：山口崇 宣伝写真：中西隆良
宣伝イラスト：氷見こずえ 演出助手：山田美紀[至福団] 制作：花澤理恵
後援：TOKYO FM 企画・製作：株式会社シリーウォーク
出演（＞参考 初演〜三演の主な配役ほか）：
みのすけ ：みのすけ
山崎 一 ：祖父
大倉孝二 ：義彦（父）
峯村リエ ：利江（母）、写真部
馬渕英俚可[ホリプロ] ：奈津子（娘）、不眠症の女
三上市朗[劇団M.O.P] ：医者、電気屋
村岡希美 ：看護婦・上石、伯母
安澤千草 ：看護婦・向原、主婦
犬山イヌコ ：杉田、写真部・ハエトリ
三宅弘城 ：丸星、写真部・左門（松岡）
小松和重[サモアリナンズ] ：岬、浩一（居候）
市川しんぺー[猫のホテル] ：宝田、大泉先生
廣川三憲 ：品川先輩、伯父
廻 飛雄 ：医院長、電気屋
喜安浩平 ：今津（娘の友人）、電気屋
植木夏十 ：千絵（娘の友人）、看護婦・五本木
眼 鏡太郎 ：電気屋、写真部
2006/4/9(日)晴 2:08-5:14PM(1'43/休14/1'05) 前方上手 客席超満員(410人)
客層：20-30歳代中心、中年層もちらほら。男女半々。
客入れ：当日券。前方通路に補助椅子、若干空席あり。今回、通路席はなし。
休憩時間にトイレが混むことの注意とお願い掲示。折り込みチラシ厚め。輪ゴム
止めが親切。折り込みパンフ B5 3ページ。配役、スタッフ、予定掲載。
次回公演 12/7-24 ナイス・エイジ再演＠世田谷パブリックシアター。
物販。パンフ A4横 96ページ 1800円。たっぷり役者ページ。KERA×岩松了
×倉持裕対談。初演時について、手塚とおる寄稿。歴史と詳細なデータ。
ほかいろいろ。カーテンコール3回3分。最後はKERA登場。
1988初演、最多再演のKERA作品。
舞台。白の2段構造。正面、出入口開口。両脇に扇形の段と、外側に階段・上手が横
、下手が前後。上段は上手に低く、三段・三部屋の設定。オープニングムービーは
装置上に役者がいるかのようにインポーズしつつ、コラージュ。天野天街の得意技を
一段と洗練、機動性をあげた技術にほよよねこ。
お話。海辺の別荘。ちいとばかり知恵の足りない患者達を焚きつけ、脱走を試みる
みのすけ少年。しかし、病人の悲しさでなかなかうまくいかない。これと、痴呆が
入ったみのすけ老人と家族の物語が併走。いつしか2人の意識は交錯していく。
シリアス＜コメディの塩梅もよい娯楽作。おほほ、ほっこり楽しむねこ。痴呆、死
つう重いテーマも、ナンセンスギャグを散りばめて、決して沈ませず。悪意も悲惨さ
も噴出させず、とっつきやすい。いつもの笑いと、いつもより湿ったとほほ笑いの
人肌感触にほっとするねこ。
再演にあたり、あえて初演・1980年代中頃に設定。会話や衣裳らを凝り性に考証。
客の1/3は実体験してない当時ギャグに、笑いが引き気味なのもさもあり。そんな
客席が痛くも面白いねこ。懐古というより、携帯電話がない時代の悲喜こもごもの
人肌(以下同文)。
役者。初演再演以来の役者達。みのすけ、山崎一、犬山イヌコ、三宅弘城のずっと
そこでそうしてきたような佇まい◎。うれし泣き(泣かないけど）ねこ。大倉君が、
父親役昇格？に感無量(まあ素直に嬉しい）。小松さん。嫌な感じの小悪党ぶりを
手堅く。三上さん。軍服関連はファンサービス？、実際に似合うし。
主な配役 初演＊ 再演 三演 今回 劇団健康第6回 健康VOL.12 NYLON100℃ 10th NYLON100℃ 28th 演出：手塚とおる ケラ ＫＥＲＡ ← '88/8/24〜31 '91/7/17〜22 '97/4/20〜5/3 '06/4/7〜30 11ステージ 9ステージ 17ステージ 29ステージ ザ・スズナリ 本多劇場 本多劇場 ← 4/11〜13 5/4〜28 大阪・近鉄劇場 全国六都市 上演時間：？ ？ 2時間50分 2時間48分 自由2000円 指定3090円 指定4200円 指定5800円 みのすけ老人 手塚とおる 山崎一 ← ← 父(義彦) まつおあきら 手塚とおる 入江雅人 大倉孝二 母(利江) 立野みちよ 今江冬子 ← 峯村リエ 娘(奈津子) ー 秋山菜津子 松永玲子／ 馬渕英俚可 澤田由紀子 居候 浩一 大堀浩一 ← 工事現場２号 小松和重 叔父 ー 藤田秀世 清水宏 廣川三憲 叔母 ー 峯村リエ 長田奈麻 村岡希美 山之内 ー ケラ ＫＥＲＡ ？ ＝＝＝＝＝＝ みのすけ少年 みのすけ ← ← ← 丸星 藤田秀世 三宅弘城 ← ← 杉田 犬山犬子 ← ← ←犬山イヌコ 岬 加藤覧崇 藤田秀世 清水宏 小松和重 宝田 大堀浩一 ← 工事現場２号 市川しんぺー 品川先輩 ー 手塚とおる 入江雅人 廣川三憲 医者 まつおあきら ← 大倉孝二 三上市朗 （役者14名） （役者18名) （役者18名) (役者15名) ＊初演時キャスト みのすけ ：ヒルマミノスケ 新村量子 ：メリィ（朝賀メリィ）、メメコ 藤田秀世 ：丸星、ヤクザ、祖父 犬山犬子 ：杉田、姉、犬、メメコの父 大堀浩一 ：宝田、眼太、居候、ランボー3 まつおあきら：医者、父 立野みちよ：上石看護婦、母 加藤覧崇 ：岬、通訳、ハートカクテラー、猿 三宅弘城 ：アメンホテップ四世 岩崎秀樹 ：へザバ、天使、看守 榎本奈津美：患者の少女ひとみ 島地みさお：看護婦 手塚とおる：老後のミノスケ ケラ ：ベット、エレベーターの中の男 （参考 JICC出版局・私戯曲／ケラリーノ・サンドロヴィッチ）
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