＠与野本町 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(2008/1/19-2/5 18ステージ)
http://www.saf.or.jp/
全指定 S席10000円 A席7000円 B席5000円 学生席2000円
＠大阪 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ 2/22-24 4ステージ
脚本：W.シェイクスピア 演出：蜷川幸雄 翻訳： 松岡和子
美術：中越司 照明：勝柴次朗 衣裳：小峰リリー 音響：井上正弘
ヘアメイク：宮内宏明 ファイトコレオグラファー：國井正廣
演出助手：石丸さち子 演出補：井上尊晶 舞台監督：八須賀俊恵
主催：財団法人埼玉県芸術文化振興財団、朝日新聞社、テレビ朝日
制作：財団法人埼玉県芸術文化振興財団、ホリプロ
企画：彩の国さいたま芸術劇場シェイクスピア企画委員会
出演：
平幹二朗 ：リア王
銀粉蝶 ：ゴネリル
とよた真帆：リーガン
内山理名 ：コーディリア
池内博之 ：エドモンド
高橋洋 ：エドガー
山崎一 ：道化
吉田鋼太郎：グロスター伯爵
瑳川哲朗 ：ケント伯爵
渕野俊太 ：オールバニー公爵
渕野俊太 ：オールバニー公爵
廣田高志 ：コーンウォール公爵
手塚秀彰 ：オズワルド、貴族
戸井田稔 ：医者、貴族、騎士
横田栄司 ：紳士、貴族、騎士
鈴木豊 ：フランス王、騎士、兵士
妹尾正文 ：紳士、貴族、騎士
清家栄一 ：召使い1、貴族、騎士、兵士
塚本幸男 ：老人、貴族、騎士、兵士
新川將人 ：召使い2、貴族、騎士、将校
田村真 ：バーガンディ公爵、騎士、将校
野辺富三 ：召使い3、貴族、騎士、兵士
石田佳央 ：使者、貴族、騎士、兵士
清水圭吾 ：伝令、貴族、騎士、召使い、兵
川﨑誠司 ：使者、貴族、騎士、兵士
宮原美文 ：召使い、従者、兵士
宇畑稔 ：貴族、騎士
森下竜一 ：貴族、騎士
2008/1/19(土)晴 6:05-9:49PM(1'28/休20/1'52)１階上手中段 客席超満員(780人)
客層：中年層結構の大人客席。女性過半数。
客入れ：連日、開演前1時間前から１階(階下)ロビーでミニコンサートあり。本日は
イタリア映画音楽やピアソラなど。当日券あり、最後尾補助に空席。ロビーは花が
山脈状態。折り込みチラシ結構。パンフA4 1枚に配役。物販。パンフ □23cm
1500円 大判写真の役者ページ、扇田昭彦、松岡和子氏の寄稿、リア王上演資料。
Ｔシャツ2500，2200円ブックカバー700円 ポスター1000円。
カーテンコール4回4分。部分スタオベ。
99年英国ＲＳＣ演出作品、忘れた頃の本邦初演。
舞台。舞台前面に木戸、開けると松葉目ものなジャポネスク。
お話。三人の娘をもつブリテン王リア。長女と次女の甘言にのり、領地を与えるが
裏切られる。フランス王の后となったコーディリアは父親の救済に出兵するが、
破れて絞殺され。リアは悲嘆の内に死んでしまう。
平幹様、全身全霊。悲運に沈むほどに役者魂燃え上り、熱く舞台を照らし。ちょっと
台詞が怪しいところはあれど、そんなのどうでもよくなる気迫で迫り。吉田、高橋、
山崎とも役者バカ達の共演が哀切の舞台をがっつり魅せ、堪能ねこ。口跡のいい役者
揃いは常なれど、銀粉蝶が唄うような乗りで魅力的な悪女ぶりで突出。くさやの干物な
熟した中、内山さんの生硬さが初々しい。ビジュアル同様、能がかり妄想な演出。
落ちるのは雨ならぬ、鉛の団塊。そりゃ怯えるわなと即物的な説得力も蜷川演出らし
いところ。
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