＠王子 王子小劇場（2012/8/22-27 11ステージ）
http://www.en-geki.com/index.html
全自由 前売2300円 DVD付チケット3500円（「軽快にポンポコと君は」DVD付）
当日精算・当日2800円 23歳以下 前売・当日2300円 高校生以下 前売・当日500円
団体当日精算2500円（3名以上）
作・演出：池亀三太 振付：神戸アキコ 舞台監督：本郷剛史 照明：山内祐太
音響：角田里枝 宣伝美術：のりしろチップス・デザイン部 イラスト：桐村理恵
制作：mono.TONE／ぬいぐるみハンター制作部[吉田りさ 村田紗美]
制作協力：会沢ナオト 演出助手：伊福覚志 長谷川慶明 松本紗良
企画・製作：ぬいぐるみハンター
出演：
浅利ねこ ：ゴミ（落ちてきた子）
満間昂平[犬と串]：ソニー（ゴミの幼なじみ 向学心旺盛）
江幡朋子 ：ドク（ゴミ谷の古参 天才医師）
佐賀モトキ：サソリ（ゴミ谷の古参 元パンクミュージシャン）
石黒淳士 ：キング（ゴミ谷の古参 世界平和を訴え、1人デモ）
富山恵理子：ポルノ（ゴミ谷の古参 元ポルノ女優）、ランドセル少女
川本直人 ：イチノセ（戦場カメラマン）
猪股和磨 ：アスナロ（脱走兵）
平舘宏大[ブルーノプロデュース]：スナフキン（恋人を探す旅人）
竹田有希子：オノマチ（ルポライター）
浅見紘至[デス電所] ：ゴウトクジ（全世界独占の建設会社 少年社長）
工藤史子 ：クニマツ（ゴウトクジ秘書）
橋口克哉 ：コムスビ（ゴウトクジ ボディガード）
2012/08/27（月）晴 1:34-3:45PM（2'10）最前方中央 客席ほぼ満員（70人）
客層：20歳代中心、男女半々。
客入れ：整理券配布、ゆるゆる埋まり。通常舞台側に高めのひな壇客席設置、
ロビーにかけて舞台。ミニ椅子１、パイプ椅子4列。折り込みチラシそれなり。
パンフ B5 3ページ。挨拶、スタッフ、予定。次回公演 1/7-14「最終バスは
朝焼け町を目指して」＠駅前劇場 物販。台本800円 Tシャツ2000円。
浅利ねこさんの手作り服など。開演前アナウンスではトイレ利用を急かして現実的。
カーテンコール1回？1分。
かなり速いペースでの公演が続く同劇団最新作。
会場、舞台。センターに地球の頭と盛り上がりお立ち台。左右通常ロビー側も
劇空間。
お話。世界は戦争状態。大規模なゴミ廃棄場所に暮らす人々はドロップアウトした
ものばかり。ゴミと一緒に投棄され赤ん坊は井戸の中の蛙も、よく鳴いて元気。
今日もゴミの山からお宝探し。時折世界と現実がやってくる。年毎交換せずば必死の
病んだ肺、平和活動とそれになぜか共鳴した富豪、流れてきた戦場カメラ、そして
登校を望み続ける幼なじみの夢。
掃き溜めに鶴ならぬ、デージー・花言葉は無邪気と平和 と咲く浅利ねこさんを
筆頭、輝くキャラと健気な役者達が素敵。虐げられ、コンプレックスを抱くゴミ扱い
な人々が過ごすディストピア背景。止まっちゃいられない疾走感ある展開、闊達な
会話と演技で切実さに負けない、活力ある舞台とし。作家の創作の意志とキャラへの
愛あふれ。ガチャガチャとスピード感があいまって、面白く、微笑むねこ。
アニパロにありそうな、富豪トリオ。物語に直接関係のない無駄会話が愉快、
スピンアウトでメインとした短編つくらないかしらん。
アフターイベント 3:53-4:03PM（10）7，8割居残り
ニッチロー、神戸アキコ
週刊誌のＡＫＢあっちゃんを被せて、似てますかと失笑を買う神田さんをナレーション
に、イチローそっくりさんのパフォーマンス。東京ドームのさよならヒットのビデオ
再現。サインボールの客席プレ打ち込みあり。普段の舞台はあまりしゃべらないそう
で、笑いどころも真顔で応えてる姿が愉快なところ。
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