＠渋谷 CBGKシブゲキ!!（2013/2/22-3/24 33ステージ）
http://cbgk.jp/
全指定 前売り当日共6900円 限定ステージ料金6400円 学生割引券4300円
作・演出：ケラリーノ・サンドロヴィッチ 振付：古家優里 音楽：鈴木光介
美術：BOKETA 照明：関口裕二（balance,inc.DESIGN）
音響：水越佳一（モックサウンド） 映像：上田大樹（&FICTION!）
衣裳：十川ヒロコ ヘアメイク：宮内宏明 演出助手：相田剛志、陶山浩乃
舞台監督：福澤諭志（StageDoctor Co.Ltd.）
宣伝美術：［外面］足文字美術・撮影：米原康正（samasama）
［中面］イラスト：山本直樹 モデル素材撮影：宮本雅通 デザイン：横須賀拓
プリンディングディレクター：青山 功（リトルウイング）
プロデューサー：高橋典子 制作：佐々木悠、川上美幸、北里美織子、川上雄一郎、
仲谷正資 宣伝広報：米田律子、太齋志保 製作：北牧裕幸
企画・製作：シリーウォーク、キューブ 主催：キューブ
出演：
みのすけ :女子高生(芙美)と付き合し、やがて振られる男
新谷真弓 :まだ射精経験のない思春期の少年フィリップ
廣川三憲 :この演劇の世界をコントロールしているらしい偉い人
長田奈麻 :女優の携帯電話をトイレで拾うコンビニの店員
吉増裕士 :どうにも埋解できぬ理由でバイアグラを欲しがる社員
眼鏡太郎 :村瀬
猪俣三四郎:終盤にネクタイで登場する解説者
伊与勢我無:ラブホテルのリサーチを報告する男
小園茉奈 :植木夏十が演じる役者の友人
菊池明明 :女性のセックスが演技だと述べる女
木乃江祐希:舞台上で名前を呼ばれることはないがフィリップの妄想に現れる女の子
、ヴァイ
内田滋 :女優の携帯電話を手に入れる、由依の彼氏
松本まりか:みのすけ演じる中年男と付き合う、由依の友人(芙美)
熊川ふみ［範宙遊泳］:フィリップの同級生ロベルト
望月綾乃［ロロ］:変態を集めたシンポジウムをレクチャーする女のアシスタント
柳田さん
松永玲子 :警察官と付き合うシャブ中の女優
喜安浩平 :この演劇の世界をコントロールしているらしい男になんとなく異を
唱える男
藤田秀世 :少年に対して性的興味をもつフィリップ少年の良き父親
安澤千草 :娘がイタズラされたことを歌う母親
植木夏十 :村瀬に局部を触られた小劇場の役者
皆戸麻衣 :何をするつもりだったのかナスを万引きして捕まる女
水野小論 :フィリップの同級生ロベルトの兄のガールフレンド
野部青年 :風船のオッパイに挟まれて喜ぶ男
白石廿日 :ホルンを吹く女
森田甘路 :童貞
安藤聖 :映画館で「狂った果実」を観る、みのすけ演じる中年男の娘(由依)
千葉哲也 :シャブ中の警察官
徳橋みのり［ろりえ］：ローターが仕込まれたことについて意見を述べる女
森本華［ロロ］:舞台上で一度だけ名前を呼ばれる、フィリップの妄想に現れる
女の子、マリーン
大鷹明良(声の出演） 村岡希美は体調不良の為、休演。
2013/3/2(土)晴 1:36-3:32PM(1'56)後方中央 客席満員（240人）
客層：20-30才台中心、男性過半数。
客入れ：通常客席。最後尾でも舞台が近い劇場で、マッピング映像も遠い花火ならず
楽しめ。折り込みチラシそれなり、終演後置き場設置。パンフ A4 4ページ。
ケラの断り書き1枚。物販。パンフ 文庫体裁・厚版 343ページ 1400円。
カーテンコール1回。
舞台。こけし形のシンボルパネル林立。転換用戸板ともなり。上手下手はドア式。
奈落への戸からしばしばスタッフ役起立。
お話と構成。性に絡むトラブル、不貞不義の顛末、悪漢のインモラルな所行
（と括っちゃったけど）が点と線で絡まったりするオムニバス。初演＋新挿話を
サンプリングかつザッピング。で、これら舞台の製作者があーだこーだと副音声
したり、変更してみたりのメタ構成。初演は3時間を越えたけど、2時間弱と構えずと
よいサイズにダウン。
ブラックというかポイズンな艶笑話を、オールザットジャズと編曲・リミックス。
不自由な男女性愛を自由自在に描いて痛快。ブラックな内容を笑い飛ばし、コーラス
で歌い上げと、あの手この手のアイデアが楽しめ。今できる限りの技術、プロジェク
ション・マッピングを存分、これまたお見事。日活青春映画パロ映像もハイレベル
だし。パロといえば先輩天野天街風の演出もあって、にやりねこ。
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