＠森下 森下スタジオ・Ｃスタジオ(2015/8/20-24 6ステージ)
http://www.saison.or.jp/studio/
会費：3,900円
＠同所 8/27-30 8ステージ
作・演出：タニノクロウ 構成：玉置潤一郎、山口有紀子、吉野万里雄
美術：稲田美智子 照明：阿部将之 照明操作：阿久津未歩
音響：佐藤こうじ 舞台監督：久保勲生 演出部：河合達也（山の手事情社）
演出助手：松本ゆい 音楽監督・作曲：奥田祐 胡弓指導：川瀬露秋
劇中使用曲：川瀬白秋「鶴の巣ごもり」 人形製作：くぼたま（久保勲生、
玉置潤一郎） 宣伝デザイン：奥秋圭 切り絵：チヤンキー松本
舞台写真：杉能信介 記録映像：水内宏之 当日運営：外山りき
制作助手：北海芙未子 制作：小野塚央 企画・製作：庭劇団ペニノ
主催：庭劇団ペニノ、合同会社アルシユ 共催：公益財団法人セゾン文化財団
助成：アーツカウンシル東京（公益財団法人東京都歴史文化財団）
ARTS COUNCIL TOKYO 芸術文化振興基金
出演：
マメ山田 ：人形師・人形遣い（倉田百福）
辻孝彦[劇団唐組] ：人形師の息子（倉田一郎）
森準人 ：男（松尾）
石川佳代 ：老婆（滝子）
久保亜津子 ：芸妓（文枝）
日高ボブ美[ロ字ック]：芸妓（いく）
飯田一期 ：三助（三助）
田村律子(声の出演)
2015/08/24(月)曇 7:30ｰ9:37PM(2'06)中段上手 客席ほぼ満員(100人？)
客層：20-30才代中心。あと中年層。男女半々。
客入れ：10人ずつ、30番まで一旦整列して入場。開場時40，50人ほど。
雛壇に椅子3列/通路/3列。中央よりが見やすいと誘導。座敷だったりするので
最前列○。ただ、高さ方向も使うので観がたい場面あり。折り込みチラシ極厚。
紙パンフ A4両面 1枚＋デジタルパンフ(DVD)。物販。公演DVD。
カーテンコール1回1分
2年超ぶりの新作。
舞台。緋色緞帳が掛けられた劇場内劇場。開けてひなびた温泉宿。リアルな各部屋
をマジカルに展開。
お話。仕事の依頼文を頼りに北陸の湯治場へやってきた人形師の親子。しかし、
依頼主は不明。宿を借りることとするが、そこには長く逗留する盲目の男、近所の
婆さん、温泉街で働く芸子達、そして宿つきの三助がいて。
今回は超リアルから発信、美術が凄いというか楽しくてしかたないねこ。存在感が
ありすぎる肉体と演技の役者陣もまた。表面的なところから、暗いところ、欲望や
過疎の危機らを炙り出して感慨深く。世間、政治に一矢報いるような人形遣いの
出し物と、影響を受ける人々に現代と未来を重ね見せるクライマックスに唸るねこ。
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