＠池袋 東京芸術劇場 プレイハウス（池袋）(2021/07/15-25 50ステージ)
全指定 S席12000円 A席8500円 サイドシート5700円(25歳以下3000円)
＠大阪新歌舞伎座 7/15-25 12ステージ
作・演出：野田秀樹 美術：堀尾幸男 照明：服部基 衣裳：ひびのこづえ
音楽・効果：原摩利彦 音響：藤本純子 振付：井手茂太 ヘアメイク：赤松絵利
舞台監督：瀬﨑将孝 プロデューサー：鈴木弘之 主催：NODA･MAP
共催：東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団) 協賛：住友生命
出演：
高橋一生：mono
川平慈英：アブラハム
伊原剛志：三日坊主
前田敦子：星の王子様、伝説のイタコ、白い鳥(カラス)
村岡希美[ナイロン100℃]：オタコ姐さん、鳥女王
白石加代子：皆来（みならい）アタイ
野田秀樹：シェイクスピア、フェイクスピア
橋爪功[演劇集団 円]：楽（たの）
石川詩織、岩崎MARK雄大、浦彩恵子、上村聡、川原田樹、白倉裕二、末冨真由、
谷村実紀、手打隆盛、花島令、間瀬奈都美、松本誠、的場祐太、水口早香、
茂手木桜子、吉田朋弘
2021/06/29(火)曇 7:03-9:08PM(2'02)1F中段中央 客席ほぼ満員(800人)
客層：大人中心に3世代、男女半々。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒、セルフもぎり。通常客席。当日パンフと
チラシはPDF、QRコードで閲覧。物販。パンフ A5 1300円。カーテンコール5回、
スタオベ 後規制退場。
1年半ぶり新作公演。
舞台。全体抽象。梵字一文字入りの傾いだ角柱。森を墨彩で描いた丘陵床。白黒の
額縁。
お話。シャーマンを訪ねる男達 monoと楽。誰を呼び出したのか不明で奇妙。
そのうちに勝手に憑依、纏う逆シャーマン状態へと。混線のその先には。
いつもよりストイック、言葉遊びが物語を離れた遊びじゃない。メタでフェイクな
フィクションをし尽くしながら、創意は一つ処へ向かう。広がりと重層、収束の
鮮やかさ、改めて演劇の力に感じ入るねこ。野田さんの事前挨拶文にあった
「あの声群」。それまでの劇世界＝いわば逆に日常に突発する衝撃は、リアルで
ホンモノ。正直しんどい、けど生きた、生きていく証なのねと、感じ入るねこ。
も一つのいつもよりは、舞台の親近感。敷居が低め、入り込みやすく印象をもった
ねこ。みんな大好きな役者ばかり。高橋さんはいろんな役者引き出し、所作キレイ、
影を負いつつ優しげなど魅力いかんなく。白石さん、橋爪さんは驚異の79才、闊達で
愛ある演技に拍手。
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