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＠新宿 新宿シアタートップス（2021/12/08-12 7ステージ
全指定 前売5000円 当日5500円
作：田村孝裕[ONEOR8] 演出：寺十吾[tsumazuki no ishi]
舞台監督 保坂康幸 照明：阿部康子 音響：岩野直人 音楽：坂本弘道
美術：小林奈月 演出助手：中山朋文 宣伝美術：Shingo Kurono
スタイリスト：上岡紘子 制作補佐：大村仁望、川﨑脩誠、上田進吾
企画・製作：Nana Produce
出演：
荒井敦史 ：一郎
傳谷英里香：美月
入江雅人 ：幸三（一郎の父）
百瀬朔 ：照実（美月の弟）
とみやまあゆみ：りょう（美月が働くスーパーの店員）
お宮の松 ：ガリ子（りょうの友達）
東原里夏 ：ラン（スーパーの店員）
山口森広 ：八雲（スーパーの店員）
森永友基 ：圭介（照実の働く会社先輩）
浜谷康幸 ：内山田（照実の働く会社先輩）
2021/12/11(土)晴 1:03-3:20PM(1'58)前方 客席ほぼ満席(90人)
客層：20-30才代中心、男性過半数。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒、セルフもぎり。連絡先カード。
最前C列。当日パンフ A5 3ページ。カーテンコール2回後規制退場。
2008年劇団ONEOR8 初演(2019年改訂再演）作品を寺十吾が演出。
舞台。2DKアパートの1室。調度はソファとスタンドライト、事務所かという生活感の
なさ。上手玄関ドアと小窓、壁際にシンク、冷蔵庫。下手、桜が見える窓。
壁際開口からバストイレ設定、手前側ドアからもう一室。リアル調度とともに絵に
描いたモノあり。下手壁の本棚、壁のスイッチ、天井から下線列など。
お話。一郎と美月、同棲生活の始まりに一郎の父親？、実は時効待ちの隠とん生活！。
資金援助を絶やさない父親と、献身的に世話をする美月に支えられはするが、
やがて破たんの時がやってくる。
取り残され続け、裏切られる男と恋人の残酷物語。らしい抑えつつエッジの効いた
演出。剥き出し感ある、赤裸々な演技、繊細な心情を乗せ、ヤバいのに優しくて
沁みる妙。照明、美術、音楽らスタッフワークがぐっとくる。影を慕うよに抑えた
照明、人をはばかる2人に添い。死の象徴のような桜、現実感がないというか、
奪うかのような絵に描いた部屋。リリカルなピアノ曲から後半は不穏感を増す、
坂本弘道音楽。美月・傳谷さん、好演。一郎・荒井敦史、傳谷さんもだけど、2人
とも声がよく、引き込まれるねこ。
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