＠吉祥寺 吉祥寺シアター（2024/03/23-31 ステージ）
全自由 一般 前売3000円 U22 2000円 当日3500円
＠大坂 扇町ミュージアムキューブ CUBE03 12/21-24 6ステージ
作・演出：矢内原美邦 音楽：石川智久 美術：高橋啓祐 照明：筆谷亮也
舞台監督：村田瞳子 宣伝美術：石田直久 制作：秋津ねを
制作協力：渡辺大 谷口静栄 ハシクミ 主催：一般社団法人ニブロール
出演：
渡辺梓、鈴木将一朗、笠木泉
（大坂 白木原一仁、佐々木ヤス子［サファリ・P］、沢栁優大［安住の地］）
2024/03/24(日）曇 2:02-3:36PM(1'33)奥側 客席満員（80人）
客層:20-30才代中心に学生～ベテランまで幅広く。男性過半数。
客入れ:感染対策 手指消毒任意。通常客席撤去、長手方向の両壁に椅子1列、
片側には桟敷用意。バルコニー席にも数人あり。当日パンフ B5 3ページ。
物販。過去戯曲本。カーテンコール1回。
12月の大坂に続いて観劇したねこ。キャストは総入れ替え（平日マチネで上演）
舞台。大阪から一挙拡大、ギャラリー大→大スタジオ。中央にはランナウェイな
白道（スクリーン）をあらたに設置し「流れる」映像投影。しばしば駆け回るけど、
客席前に接近、留まらず参加を促す場面あり。
お話。舟を待つ女と相棒の女声AI。波にのまれかけた男を助けるが、喧嘩を吹っかけ
られたり、喪失の思いを共にしたり、ひとかたならず。
来ない（すれ違う）、行ってしまう（別れ・取り残される）ら、待つ（生きて
過ごす）発の心象会話劇。照明（闇に灯火）、映像（流れ）で、物語る空間美術が
魅力的。闇は不在の存在をも想わせて見入ることしばしば。キャストの味わいは
全然違い。苦労人、幼気、艶っぽいでしっとりの大坂。茶目っ気、バタ臭い、
きかん気で賑わう東京。いずれ三者三様の身体、声が楽しいところ。今や劇作家と
して名をはせるも特徴ある声は変わらぬ「笠木泉」を久々。なんと10年ぶり参加と
いう、鈴木将一朗さんの(男)臭さもまた変わらず。中庸で取り持つ、渡辺梓さんが
チャーミング。
おまけ 開演前に、ベンチのためのラジオコント
2024 視聴。
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