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＠新宿 新宿シアタートップス（2024/05/22-26 3ステージ）
全自由 前売当日共 一般4500円 A・Bセット券8000円 U-25 3500円 高校生1500円
中学生以下入場無料
誤意訳・演出：中野成樹 ドラマトゥルク：長島確
美術：細川浩伸 照明：高橋英哉 音響：竹下亮
音楽：金光佑実（「EP2（犬の話）」） 衣装：橘麻理 舞台監督：小林英雄
演出助手：池野上咲月 スタッフ：東彩織、水渕歩知
フライヤーイラスト：トウナミ デザイン：青木正 主催：一般社団法人なかふら
助成：公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京［東京芸術文化創造
発信助成］ 芸術文化振興基金助成事業
出演：
フランケンズ：石橋志保、小泉まき、洪雄大、斎藤淳子、佐々木愛、新藤みなみ*、
竹田英司、田中佑弥、野島真理、福田毅
ゲスト：板崎泰帆、上原茉唯[エッグスター]*、杉山賢[SPAC／隣屋]、林壱可、
三河美優、宮ヶ原萌[譜面絵画]
* bのみ出演 子どもが出演する場合があります
2024/05/22(水)晴 7:00-8:52PM(6/46/60)最前方 客席ほぼ満員(130人？)
客層：2世代、20-30才代中心、男女半々？。
客入れ：感染対策 手指消毒任意。開場時20人ほど。通常客席 最前だとやや見上
げる格好。当日パンフ B5 冊子。物販。うさぎストライプ ガチャ、小野晃太朗氏
台本？。開演前に中野さん、長島さんから前説。20周年の感謝、上演作品の見方、
ハムレットを20年掛けて上演するプロジェクトについて 等。カーテンコール1回。
1.「ＥＰ２（犬の話）」2024年 46分
原作：シェイクスピア「ハムレット」2幕より
・シーン1「オーバーチュア」カラオケボックスにて
杉山賢：クローディアス
野島真理：ガートルード
・シーン2「まやかしいや」 TV 討論会 2幕1場より
福田毅：ポローニアス
石橋志保：MC 1
竹田英司：MC 2
・シーン3「オフィーリアさん」二回繰返し 2幕1場より
斎藤淳子：オフィーリア
福田毅：ポローニアス
佐々木愛：ハムレット
・シーン4「インタールード(1幕ふりかえり)」リベラルアーツのセミナー仕立て
石橋志保：講師
多数：受講生
・シーン5「まて」転換とともに 2幕2場より
板崎泰帆：ローゼンクランツ
林壱可：ギルデンスターン
・シーン6「ドッグラン」組事務所 2幕2場より
杉山賢：クローディアス
野島真理：ガートルード
福田毅：ポローニアス
板崎泰帆：ローゼンクランツ
林壱可：ギルデンスターン
宮ヶ原萌：ヴォルティマンド
・シーン7「お魚ハムレット」 白夜 2幕2場より
佐々木愛：ハムレット
福田毅：ポローニアス
舞台。ダークグレーの床パンチ、黒のシンプルな椅子調度、やはりグレーの屏風壁。
白々とした蛍光灯明かりをベース、場面により彩り加え。
原作のお話。ポローニアスは、パニに行った息子レイアーティーズの様子を探るため
従僕をパリへと送る。娘オフィーリアがポローニアスのもとに来て、ハムレットの
ことを話していく。調子が悪そうにして訪ねてきて、ため息をついて出て行ったと
いう。ポローニアスはハムレットは恋狂いと思い込み、クローディアスに報告する
ことにする。自身で確かめようと、ハムレットと話してみるが、存外まっとうで。
現代の私達の日常にのせて再構成した趣向。「犬の宰相」ら風刺画な絵面が続々と
表れて面白い。倫理（社会通念）を添えて更新、物語＜登場人物の心理、真情を
よくあぶり出して味わい増し。次が楽しみねこ。
2.「かがやく都市」2022年 60分 作：大池容子[うさぎストライプ] →初演レポート
三河美優 ：華（高校生、譲の妹）
洪雄大 ：松崎（高校生）
竹田英司 ：石野（美術教師）
田中佑弥 ：譲（兄、工場を営む）
小泉まき ：謎の女
舞台。上手にベンチ替わりの椅子列、下手に簡素なテーブル、屏風壁に小道具や写真
掲示。
お話。建物、街区を残して、人がほとんどいなくなった都市。都市計画ワークショブ
にはやる気とそうでもない学生。公園を設計した講師は久々に顔を出したと思ったら
突然休講宣言。一方、誰も人がこない公園にはアンケートお願いと声を掛けてくる
謎の女がいて。
冴えた不思議さとハートウォームが同居する脚本が強く、また素直な演出でうさぎ
ストライプの持ち味をそのまま。これにほぐれと彩りと役者キャラを添えて独特な
ものにした感。面白いなあ。
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