ラブリー・ヨーヨー「ラスト・リゾート」
＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場(2000/8/10-13 6ステージ)
全自由前売り1,500円 当日1,800円
作・演出：久米伸明 照明：松本大介 音響：中村嘉宏 映像：♀Gucci♂
舞台美術：稲川真矢、飯島亜美 宣伝美術：利宮マサヨシ 演出助手：稲川真矢
衣装：高畑智美 舞台監督：小野八着 制作：田中翼 製作：ワイルドミート
出演：
久米伸明：ヨーイチ（南海無人島でなぜかネクタイの人。）
加藤雅人：ヨージ（ヨーイチの弟。おつむのねじが緩め）
多田岳雄：テツロー（ヨーイチの友達。とても自己中、やや危険）
辻脩人[動物電気]：（危険？！な野人）
2000/8/11(金)晴れ 7:10-8:30PM(1'20) 前方より 客席超満員(90人)
客層：10-20才代女性7,8割。学生多そう？。おじさんちらほら。
客入れ：開演間際に入場ねこ。荷物預かり、場内誘導ちゃんとあり。リゾート地
のＢＧＶ放映でやや薄暗い客席、読書は△。やや受けねらいの前説、注意あり。
元気よし。折り込みパンフ。関係ない背景とか説明、キャスト、スタッフ、
予定掲載。物販なし。希望者にオリジナルステッカーを配布。
明大系、20才そこそこ役者ばかり劇団。やんちゃでいい感じの評判にいったねこ
舞台。海外ＲＰＧ背景の、よにつくりものぽく、つくり込んだジャングル。なんか
かわいげに中央ペインティング密林。周囲はリアル草や枝木がボーボー放題。
下手に椰子の木が高く２本。地面は一面本砂を敷き詰め、リアル岩石がごろり。
お話。フィージー、無人島リゾート。なのに弟はゲームボーイに夢中。兄は暑いし
なにするでなくうだうだ。ホストとして情報入手！とファッション雑誌もってきたり。
兄友人はその志し高く、サバイバルしたし。とても南海気分とほど遠い有様を
怒られちって、こまちゃう兄弟、つうか兄だけ、弟はあくまで脳天気、サバイバル
には乗り気だけど。弟と兄友人を中心に兵隊ごっこしてる間にしゃれでなく、
嵐来襲。サバイバル本物の極限にたがいの鬱憤、不満小爆発。弟は不明の
果実を食べて熱病に。南無三宝、今日はもう寝るしかないね。起きてみれば、
その弟蒸発。互いに殺しの嫌疑を掛け合うも、食料なくてもう朦朧。
腰簑の野人登場。やたらへんてこ、言ってることとやってることが違うアンビバ
レンツ。弟はこいつに食われたのか、と話してみれば実は日本人。兄弟と同じよう
にリゾート冒険の成れの果て。そこに弟、野人化して登場。やたら逞しく賢く変身。
兄のおや殺し（だったかな）の罪をなじりつつ、なんか和解、兄弟愛。通り過ぎる
飛行機に助けを求めるも×。泥沼。今度は船、役にたたんはずのホスト兄のコン
パクト、鏡で光通信ＳＯＳ。助かりそうだよ、よかったね。
呑気に脳天気、軋轢な苦みあれど嫌みならず。捻らず素直に面白いことして、若さ
なやんちゃさ相乗。気持ちよく愉快ねこ。キャラは分かり易く、独りよがりキャラで
ギャグマンガ調。おばかにつっこみも、ひょろり兵兵衛とかわす外し具合が○。
兄とかクールなつっこみ常駐させて、ベタ寸止め。それを外すのも忘れず。
結構、計算高いのかもね。しっかり編集のビデオ○。
役者。舞台嵐の客演・辻さん。やりたい放題に自己矛盾なわし、なエチュード数々。
は虫類系の動きが恐わ面白く、イカレテルのに意外と常識人なキャラに場内大うけ。
久米さん。しれっと醒めてるのに流される、とほほさ○。加藤さん。ドリフコント系譜
のぼけぶりが○。多田さん。一人男臭い、うざい存在感がおばかで○。
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