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 ロリータ男爵「愛探偵・天乃川学-RETURNS-」

 @下北沢 駅前劇場(2002/12/5-9 7ステージ)
 http://www.honda-geki.com/ekimae.html
 全自由(整理番号付)前売2500円 当日2800円

           初演     再演
           第5回公演
           1997/4/18-20 2002/12/5-9
           5ステージ   7ステージ
           die pratze  駅前劇場
           前売1000円  前売2500円
       上演時間1時間35分   1時間50分

      作・演出:田辺茂範   ←
        振付:山崎由歩   佐藤崇
      舞台監督:源戸あずさ  杣谷昌洋
        照明:中川恵利   中山仁[[株]ライトスタッフ]
        音響:森田涼子   佐藤こうじ[映団 現在位置]、森田涼子
        映像:       赤間祐一、笠原夏樹
      舞台美術:島嵜慶子   青木すみ子
           神田涼子ほか 森知行
       小道具:       中西由希子  清水克晋
        衣装:土井順子   小川広野
           吉川みどり  川島今日子、森はるひ、堀内愛、大沢ラーク
       メイク:斉藤摩耶   斉藤マリ
      劇中漫画:       斉藤マリ
      宣伝美術:大澤悟郎   森田涼子
      演出助手:松崎憲晃ほか 加瀬澤拓未、清水俊樹
        制作:今井香月   青柳智子 豊島英理子
 出演:
  愛探偵・天乃川学:松永雄大   斉藤マリ
     おにいさん:       大佐藤崇
     おねえさん:中西恵子
 漫画家・軽井沢マリ:斉藤マリ
 漫画家・軽井沢彌生:       足立雲平
     アルペ次郎:       加瀬澤拓未

 M′s・Bar・マスター:西脇輝久   役者松尾マリヲ
    記者・富士根:山崎由歩   太田愛子
        歌姫:稲垣智子   ウァン・シーシー(7,8)
                  ウァン・フェイフェイ(5,6,9)
    マネージャー:       草野イニ
      車田正美:       丹野晶子
   アラブの石油王:藤原仁美   大沢ラーク
       山びこ:マスカキ☆ノリカキ 濱井海
       ハカセ:大佐藤剛   佐藤毅
メインコンピューター:タタララタタ 丹羽純子

    依頼人・秋須:大佐藤崇
  WWWC保安官・畑間:高澤優也
    ブラジル代表:       田辺茂範
  アルペ次郎の先輩:       田辺茂範
    アッラーの神:       森知行
  アルペ次郎の後輩:       森知行
      マーティ:       清水俊樹

 2002/12/8(日)曇 2:13-4:03PM(1'50) 中段より 客席超満員(160人)
 客層:20歳代中心、女性7割。学生ぽい人が多し。
 客入れ:当日券詳細不明。高低差のある椅子席5列、ふかふか大きめ座布団桟敷6列。
 荷物預かりの声かけあり。靴袋はスーパー袋で小さく、いまいち。開演15分前から、
 歌姫の歌謡ショーあり。中国人歌手らしく、母国語で日本の演歌など。役者松尾マリヲ
 が司会、自分の名前の中国語読みを客席に唱和させたり、楽しく強引に進行。
 ショー後、ちょっと笑わせながら、笑えない桟敷の詰め誘導を開始。すんなり従って
 もらって、いいひとばかりの客席。折り込みパンフ。A5 4ページ。配役、スタッフ、
 予定掲載。初演当時の心境とか、ふーんねこ。次回公演。4月中野ザ・ポケットにて
 新作。物販。グッズ販売も詳細失念ねこ。
 
 世に知られるきっかけとなった、劇場初進出作、再演。
 舞台。壁になにがあったか、忘れたねこ。天井にレール。愛探偵の鳥に掴まって
 (人形)登場シーンに使用。
 
 お話。初演からキャラ追加、エピソードを膨らませてるけど、大筋は一緒。「省エネ
 漫画」を書こうとしたカルト漫画家、なぜか失明。一体誰が。ファンの願いもあり、
 愛のためにしか調査しない・探偵天乃川は犯人探し。締め切りに息詰まった漫画家の
 狂言とわかるが、実は操る黒幕あり。メインコンピューターが!?。天乃川の反撃、
 勝利と見えたが虚構と現実は入り乱れ、PKディック。みんな漫画に取り込まれて
 シュールにおしまい。
 
 集大成、満開全席な楽しさ。てんこ盛りのアイディに作り込み完成度が追いつき、
 いー案配。再演のたまものなり。教育番組の健康さに、劇画な臭みを加味した設定と
 キャラ。映像と役者の生合成、人形と役者での即物的遠近法、飛来登場とかチープな
 仕掛け、妙なこだわりの小物(ファミコン種類とか)とか、おもちゃ箱な装置。
 めくるめく展開に、持ち前のゴージャスなチープさの魅力を遺憾なく発揮。脱力連続
 の勢いに乗せられてトリップ、楽しさノンストップ。もう一回みてもいいかなと初め
 て思ったねこ。別の作品の再演も希望。
 
 役者。古参はみんな堂々と演技上手に進化。齋藤マリ。すっかり大看板。堂々の
 偉丈夫ぶり。おにいさん役・大佐藤崇。はっちゃけて楽しい。なんか汚い(幼児雑誌
 に青年漫画顔が乱入な)なりも愉快。ハカセ役・佐藤毅。クール顔ですっとこどっこい
 、素敵。

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